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Honeypots―ネットワーク・セキュリティのおとりシステム

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  • サイズ B5判/ページ数 442p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784766410860
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C3004

内容説明

ネットワーク・セキュリティに関する世界的プロジェクトの主宰者が書き下ろした最新理論Honeypots。クラッカーの行動分析にもとづき、Honeypotsというおとりシステムの考え方をわかりやすく解説。Honeypotsという、ネットワーク・セキュリティ上必要不可欠な新たな概念、理論、技術を説明。Honeypotsを使った場合のプライバシー保護やおとりシステムの問題、責任・賠償に関する法的な事項についても言及。さまざまなネットワーク環境において、いかにHoneypotsを使った最善のおとりシステムを構築するかという基礎概念を習得。

目次

おとり捜査:ハニーポットの魅力
脅威:攻撃者のツール・戦略・動機
ハニーポットの歴史と定義
ハニーポットの価値
ハニーポットの対話レベルによる分類
BackOfficer Friendly
SPECTER
HONEYD
ホームメイドハニーポット
ManTrap
Honeynets
ハニーポットの実装
ハニーポットの保守
全てをまとめる
法的問題
ハニーポットの将来

著者等紹介

スピッツナー,ランス[スピッツナー,ランス][Spitzner,Lance]
コンピュータ犯罪やサイバーテロに対し、その行動パターン・最新の攻撃手法・未知の攻撃などをハニーポットを中心としたテクノロジーを用いて研究している。非営利セキュリティ研究組織「Honeynet Project」の創立者で同分野のリーダー的存在のひとり。米国陸軍での勤務経験を持ち、米国国防総省、米国CIA、NSA(国家安全保障局)、JTF‐CNO(共同特別捜査班‐コンピュータ・ネットワークオペレーション)、FBI(連邦捜査局)、アメリカ大統領の諮問委員会、司法省、West Point(米国陸軍士官学校)、Army War College(陸軍大学)、Naval War College(海軍大学)などに多大な貢献をしている

小池英樹[コイケヒデキ]
電気通信大学大学院情報システム学研究科助教授。1986年東京大学工学部舶用機械工学科卒業。1991年東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻博士課程修了。工学博士。U.C.Berkeley(1994~1996年、1997年)、University of Sydney(2003年)にて客員研究員。大規模ログの視覚化手法、ユーザビリティの高い認証手法、不正侵入検知、高対話型おとりシステムなどを研究中。現在は、内閣官房情報セキュリティ対策推進室員を併任
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