出版社内容情報
世界的メディアアーティストが、コンピュータとは? バーチャルとは? など豊かな論考を展開するアイデア満載の本。
世界的に活躍するメディアアート作家が、新しい美術の可能性を論じている。コンピュータとアートを結びつける多視点からの思考が、読者にさまざまなインスピレーションを与える。
内容説明
コンピュータ・グラフィックス、ネットワーク、インタラクティブ・メディアを超え、藤沢(慶応義塾大学SFC)と取手(芸大先端芸術表現科)を往復しながら、あらためて美術を問い直そうとする著者の行為と思考の軌跡―。
目次
1 コンピュータは計算機ではない―新しい知性
2 アルゴリズミック・ビューティー―算法から考える形
3 ワークショップにて―コンピュータとアートの現場
4 リアリティはつかまえられない―美術の変容
5 あってはいけないものがそこにある―アートと環境