4本のヘミングウェイ―実録・万年筆物語

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4本のヘミングウェイ―実録・万年筆物語

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  • サイズ A5判/ページ数 283p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784766333015
  • NDC分類 589.7
  • Cコード C0076

内容説明

万年筆がアツイ。ヌルヌル、ヌラヌラ、スルスルと、天にも昇る書きごこち。魅惑の筆記具にとりつかれた、職人、メーカー、愛好家がくりひろげる現代の万年筆絵巻。

目次

4本のヘミングウェイ―中谷でべそ
仙台・大橋堂―植原栄一さんの話
フルハルター―森山信彦さん・金原弘子さんの話
万年筆博士―山本雅明さん・田中晴美さんの話
松田文化堂―松田正男さんの話
プラチナ万年筆―渡辺貞夫さんの話
パイロット万年筆―千葉茂樹さんの話
川窪万年筆―川窪克実さんの話
エイチ・ワークス―長谷川晃嗣さんの話
最後の挽物師―酒井栄助さんの話〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koki Miyachi

3
日本の万年筆の黎明期から現在までの様々な物語が集められている。万年筆店主や開発者、設計者、メーカーなど多種多様な立場で万年筆と共に歩んだ人生が語られていて、面白いを通り越して感動的ですらある。こういう関係者の苦労のお陰で、私達はインク漏れせずに耐久性が高く、快適に筆記できる万年筆の恩恵を受けている。なんでも手軽で簡単になった時代に、万年筆が持つ物質性や手触りといったものが見直されてほしいと切に願わずにはいられない。2023/10/08

snakedoctorK

2
万年筆を職業にしている方たちと万年筆を愛する人たちのドキュメント。 万年筆好きだけどここまでの域には到達できそうにないなあ。万年筆の頂きは極めて高い!2014/11/26

ウンティ@十五夜の読書会

1
父の遺品の万年筆を使おうとしたら問題山積みで!コイツの正体と解決策を探している間に万年筆沼に…で、その過程でこの本も読みました。いやぁ万年筆は奥が深い!2016/07/18

daikan11

1
万年筆に関わった人達の貴重な証言集。文字を書く需要と機能の発展が手を取り合って発展し一大産業になり、やがてボールペンに取って代わられる。その後どのように形を変えて産業として生き残ってきたのかがわかる。万年筆の絶頂期はスマートフォンのようなものだったんだろうと思った。ものづくりでしのぎを削っていた時代は職人や小資本のメーカーが沢山食べていけた。そんな時代への憧れをもった。2012/01/03

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