内容説明
本書は、著者の膨大な女性論の中からタイトルにふさわしい百篇を精選して一冊にまとめたものです。上梓にあたって、著者みずから全篇にわたり加筆しています。
目次
第1章 まず、基本から考えてみよう(私の好きな三つの言葉;この一筋につながる ほか)
第2章 若い時間を整理すると(青春とは悔恨のことです;「年齢」には三つの種類がある ほか)
第3章 経験の波を乗りこえて(心に刷りこまれたもの;手際のよいひと ほか)
第4章 自分の足の位置をきめる(“気に入った顔”で暮らす;同意のための笑い ほか)
著者等紹介
草柳大蔵[クサヤナギダイゾウ]
1924年横浜生まれ。東京大学法学部政治学科卒。雑誌編集者、新聞記者を経て、執筆活動に入る。政治、経済、社会等の評論をはじめ、人物論、女性論、芸術論など多彩な活動で知られる。著書に『草柳大蔵の女性抄』『礼儀覚え書』(以上グラフ社刊)のほか、『実力者の条件』『実録満鉄調査部』『斎藤隆夫かく戦えり』など多数
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感想・レビュー
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いの
21
その言葉が深味のある一言に変わるのは解釈の仕方や心の状態が大きいかと思いますけれども、さておきこの著者はどれだけ多くの本を読み身に染み込ませたのでしょう。まずは「空海」から始まります。1話ごとに沢山の言葉が紹介されており解釈は人生に沿い機知に富んだ内容です。黙々と納得してしまうのは日頃の行動のなかでずっと前から変わらない「配慮のある言葉と行動」を追求しているからだろうと感じました。これがシンプルな「美」花のある人花になる人なのですね。素敵な本です。2020/01/02
ルル
8
美しさ、とは、が言語化されています!2017/07/07
光ちゃん
2
女性について書かせたら右に出る人はいない。古き良き女性って、めったにいないけど、何人かはいました。2013/06/15