内容説明
林宏樹の古絵葉書コレクションから、明治から昭和初期までの日本のかわいい絵葉書を四〇〇枚選びました。
目次
1 女性/ファッション/家庭生活
2 アール・ヌーヴォー/アール・デコ/明治・大正・昭和の作家/しかけ絵葉書
3 子ども/キャラクター/ユーモア
4 社会
5 干支の年賀状
著者等紹介
林宏樹[ハヤシヒロキ]
1938年生。早稲田大学卒。日本デザインセンターを経て、スタジオ・ヒロキ設立。’02年、日本絵葉書会設立に参加
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
智湖
31
ともかく趣きがあって可愛い、昔の絵葉書が400枚も見られるステキな本!お気に入りです(^-^)♪2018/11/14
白黒豆黄昏ぞんび
11
昭和初期の頃のキューピーちゃんと今では随分違うんだなあ。かわいい絵葉書とは言いつつも、ちょっと怖くなるような絵があったりしてとってもシュールです。子どもの絵なんて、目が笑ってなかったりするし。やはり小林かいちと中原淳一は抜きん出たセンスと表現力がありますね。2013/01/18
しょー
5
動物が人間と戯れる絵、広告と絵画が混合している絵。現代ではあまり目にしない設定なので、斬新に思えました。子供が動物と楽しそうに過ごす絵を見ると、悪いことを忘れてしまいますね。 癒されました。2013/08/26
ishimps
2
レトロ趣味がたまらん。プロパガンダ文化についての手がかりがほしくて購入したんだけど、むしろ絵面自体の魅力に引き込まれてしまった。模写したい。素敵すぎてシリーズの他の本も中古で購入。2012/02/10
りん
0
タイトル通り、可愛い絵葉書がひたすら並んでいる本です。一つ一つに対してのコメントみたいなものはなく、じっくり絵葉書のみを眺める感じです。ほんの数十年〜百年ほど前の日本だとデザイン感というものが全く違うものですね。現代の洗練されたデザインもいいですが、この時代のデザインこそセンスに溢れているものがあると思います。近頃、昭和レトロや大正ロマンが見直されているのはそういうことだと思います。戦争プロパガンダのものは複雑な気持ちになりますが、昔のデザインを見直すことは令和のこの時代に改めて必要なことだと思います。2020/07/26