知床にいまも吹く風―「裂けた岬」と「ひかりごけ」の狭間

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知床にいまも吹く風―「裂けた岬」と「ひかりごけ」の狭間

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784765240864
  • NDC分類 916
  • Cコード C0036

内容説明

ベストセラー「裂けた岬」第2弾。新たに判明した事実。初めて事件現場を訪れた筆者の現地レポート。「船長は殺して食べた」という噂がひとり歩きする恐ろしさ。武田泰淳に「食人事件」のことを話した人物。事件を記録している『知床秘話』『北海道警察史』『羅臼町史』の内容が事実と違っていたこと。戦争と新聞報道の問題…。さまざまな角度から、闇に葬られていた「難破船長食人事件」の真相に鋭く迫る。

目次

第1章 「船長は殺して食べた」
第2章 事件からただよう臭気
第3章 膨らむ恐ろしい噂
第4章 知床岬に立つ
第5章 『ひかりごけ』の背景
第6章 新聞はなぜ沈黙したのか
第7章 船長のたどった道