目次
1 知能の探求
2 知能に関する七つの不思議
3 人工知能研究の歴史
4 認識
5 学習
6 知識表現と推論
7 チューリングテスト再考
8 環境と知能
9 自然言語と対話
10 複雑系と知能
11 知能の未来の物語
12 おわりに
著者等紹介
中島秀之[ナカシマヒデユキ]
1952年、兵庫県西宮生まれ。1983年、東京大学大学院情報工学専門課程修了、工学博士。同年電子技術総合研究所に入所。産業技術総合研究所サイバーアシスト研究センター長を経て、2004年より公立はこだて未来大学学長。人工知能、特に知能の状況依存性を生涯の研究テーマにしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kiyoshi Utsugi
1
中島秀之の「知能の物語」、ようやく読了しました。 Prologの日本初の教科書を博士課程の時代に書いた方です。 人工知能に関しては著名な方ですが、現在ちまたでよく見るAIに関する本とは異なり、AI研究の裏にある哲学を極力語るようにしているので、中々面白いです。 ただ、難しい話も書かれているので、結構読むのに難航しました。 英語は神の視点、日本語は虫の視点という話は中々面白かったです。2018/09/17
Wisdom
1
知識をつけたい人よりも,「知能とは何か」について哲学したい人にオススメです.2017/01/26
さの
0
「おわりに」に書いているように「教科書として書き始めた」ということで、安易に読みこなせない部分も多くありますが、全体を通して中島先生の研究者としての全貌を俯瞰できるものであり、非常に興味深く読むことができました。2015/09/30