内容説明
水槽の脳―もし自分の脳が水槽の中にあるとしたら?すべり坂―もし安楽死を認めると、次にくる状況は?動物と心―動物は痛みを感じるか?オッカムの剃刀―仮説が2つ以上あるときの選択基準は?悪の問題―なぜ神は悪いことが起こるのを許すのか?囚人のジレンマ―最善の戦略は、協力か?裏切りか?…etc.欧米で超人気の教養書を完全翻訳。
目次
知識の問題
心の問題
倫理の問題
動物の権利
論理と意味
科学の問題
美学の問題
宗教の問題
政治、正義、社会
著者等紹介
デュプレ,ベン[デュプレ,ベン][Dupr´e,Ben]
オックスフォード大学エクセターカレッジで古典を学んだのち、参考図書出版の世界でキャリアを築いた。1993年から2004年までオックスフォード大学出版局で子供向けの参考図書を担当、難解な思想を一般読者のために解説してきた経験は延べ20年以上におよぶ。ハープシコードとヴィオラ・ダ・ガンバの名奏者でもあり、北オックスフォードに家族とともに暮らしている
近藤隆文[コンドウタカフミ]
一橋大学社会学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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だいご
7
さまざまな分野からの哲学。心の哲学や論理の問題、さらには現実世界(政治や戦争)の問題など。考える力は大切。なんでも決めつけず考える力を持ちたい2019/11/21
min
2
哲学体系をわかりやすく掴めるとてもわかりやすい一冊。それぞれのchapterの下にはtimelineがかかれており、論じられている思想が他の主要な説とどのような時代的関係なのかが一目でわかる。問題から展開、対する批判などの一連の流れが解るので哲学体系そもののへの知識の整理ができるだろう。ある程度基礎が固まっている人にオススメ。2010/06/04
ottohseijin
2
哲学いろいろ2010/02/05
abebe
1
なかなか歯ごたえがありました。理解は出来ていないと思う。いつか化学反応することを期待して2018/09/09
なつき
1
【はしプロ哲学14】『人生に必要な哲学50(知ってる?シリーズ)』読了。良書。とくに哲学に興味関心のあるひとにすすめたい。ほんとうにひとりで書いたのかと思うくらい、驚くほど、網羅的で体系的だった。構成がすばらしい。前提知識がなくとも哲学の深い直観を知ることができうる一冊だと思う。2017/01/23