出版社内容情報
1+1=2はなぜ成り立つ? 素朴な疑問を持つ素人と数学者による,ツッコミ飛び交う3日間の物語! 脱線注意!!1+1=2はなぜ成り立つのか?
1+1=2はなぜ成り立つのかという素朴な疑問を、数式をほとんど使わず、知人とその孫との会話形式のみで理解できるよう工夫した異色の数学読み物。中心テーマ「1+1=2はなぜ成り立つのか」は、数論の基本への理解にもつながっている。
また、著者の長い教員生活の中で経験した教えることへの「あるある」を、随所に織り込みながら展開する。
数学には関心があるが、数式は苦手という読者や、数学の面白さを数式抜きに理解したいという読者、中・高校の教師にお薦めである。
プロローグは同窓会で
第1話 1 +1 = 2を考える前に
第2話 数の名前
第3話 1 +1 = 2は自然数の世界の中で
エピローグ
蟹江 幸博[カニエ ユキヒロ]
著・文・その他
目次
プロローグは同窓会で
第1話 1+1=2を考える前に(知識よりも大切なこと;1とは何か;2とは何か ほか)
第2話 数の名前(「包含関係は砲丸関係?」と「モノは集合になるか?」と;バラの名前がバラでなくても;モノとモノの名前:バラの場合 ほか)
第3話 1+1=2は自然数の世界の中で(さあ、数の話だ!;1とは何か;10進表示の次の数 ほか)
エピローグ
著者等紹介
蟹江幸博[カニエユキヒロ]
1948年2月生まれ。1976年3月京都大学大学院理学研究科博士課程数学専攻修了。三重大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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