出版社内容情報
プログラムの本質は、手順の積み重ねである!
プログラミングの学びはじめは大変である。日常生活では体験することのない厳密な手順を要求されるからである。しかし、プログラミングスキルは、情報系はもちろん、他の理工学部系の学生にも必ず求められる現代に必須の能力である。
本書は、最初に大変簡便な仮想CPUを題材として、機械語プログラムの本質が手順の積み重ねであることを分かりやすく説明する。そののち、C++で基本的な手続き処理を学ぶ事によってプログラムの本質が理解できるよう工夫されている。コンピュータとプログラミングのうわべの知識ではなく、その本質を理解することができるので、プログラミング教育の導入用教科書として最適の書である。
内容説明
本書は、工学系基礎教育としてのコンピュータ教育およびプログラミング教育を実現するための教科書です。本書では、工学的問題の解決に対するコンピュータやプログラムの利用に抵抗感をなくし、スムーズにコンピュータを使う素養を養うことを目的としています。
目次
コンピュータとは
コンピュータとプログラムの原理
アセンブラ、コンパイラ、インタプリタ
手続き的処理(順接処理;条件判定と繰返し処理;さまざまな繰返し処理)
例題演習その1(数値計算)
モジュール化
配列
例題演習その2(統計処理・連立一次方程式)
ライブラリの利用
さまざまなプログラミング言語
道具としてのコンピュータ
著者等紹介
小高知宏[オダカトモヒロ]
1990年早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程電気工学専攻修了(工学博士)。同年九州大学医学部助手(医療情報部)。1993年福井大学工学部助教授。2004年福井大学大学院工学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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