出版社内容情報
《内容》 健康や体力についての社会的関心の高まりは急激であり、そのための十分か学識と技術をそなえた専門家の育成策を展開している。体力科学からのアプローチによる肥満やウエイトコントロールについての関心の高まり、アスリートのコンディショニングとしての身体組成研究に対する知識の高まり、に対する著者の回答。スポーツクラブ、医療機関、学校などでの専門家や指導者を対象にして本書は書かれている。 《目次》 1章 身体組成とその測定1.全身での測定(1)密度法(2)その他の方法(3)脂肪量とLBM(LBW)2.局所での測定2章 皮下脂肪厚とその問題点1.2つの確認2.測定についての留意点3.身体密度の推定式(1)推定式とその変遷(2)皮脂厚による脂肪量推定に関する問題点3章 発育・老化と身体組成1.思春期前の子ども(1)男女の身体組成(2)男女の身体密度推定式2.肥満児研究についての2つの課題(1)皮脂厚からみる肥満基準の見直し(2)エネルギーバランスと運動3.思春期での運動の効果4.青年期からの身体組成の変化4章 肥満者と体力1.日本人と肥満(1)日本人のエネルギーバランス(2)肥満者の性・年齢別頻度2.肥満者の体力(1)体力発揮時にみる脂肪量の意味(2)チャンネルスウィマー(Channel Swimmer)の場合3.減量とトレーニングプログラム(1)体重・身体組成へのトレーニングの効果(2)目標体重の設定(3)トレーニングプログラムの基礎5章 トレーニングと身体組成1.基本的理解2.持久性トレーニング3.[資料]望ましい減量プログラムについて6章 アスリートの身体組成1.身体組成にみるアスリートの種目別特徴2.アスリートの望ましいからだ7章 アスリートのウエイトコントロール1.現状にみる問題点2.長期間のダイエットによる減量3.増量とその課題4.今がその時