内容説明
心が元気を取り戻すのに必要なのは、たったこれだけのことだった。不治の病に冒されてもなお、楽しく生きる著者からのメッセージ。
目次
第１章 すべてがイヤになったとき（その挫折感、ちょっと待った！；「不変」を見つけたときから、復活劇が始まる ほか）
第２章 将来が不安に思えるとき（あなたは孤独が怖いですか？；人に言えない悩みを抱えているあなたに ほか）
第３章 つらい状況を乗り越えたいとき（今この瞬間も、これからの時間も、すべてあなたの持ち時間；できないことはある。でも、やっぱりできないことはない ほか）
第４章 楽しんで生きないと、もったいない（大切な人とすれ違わないために；繰り返される言葉の底力 ほか）
著者等紹介
小林昭洋［コバヤシアキヒロ］
１９７２年、東京生まれ。多発神経炎症状・解離性知覚障害・自律神経症状等により長期の入院生活を送る。多臓器に起こる疾患の治療法はなく、対症療法に終始する。身体の機能が徐々に失われていく特定疾患治療研究事業対象疾患と認定される。余命宣告を受けるが、病状進行を絶つ唯一の対症療法を求めてオーストラリアに渡る。一年間の移植待機を経た後、脳死肝臓移植手術が成功。帰国後、国内外の人々に与えられた第二の人生を生きてゆくために執筆活動を開始。児童文学作品の入選やホームページ等での活動が出版社に注目され、原稿依頼を受ける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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とも
9
楽しんで生きないと、もったいない。 いい事が書いてあるのはよくわかるが、今の私には今ひとつ入ってこなかった。2020/10/12
ヨハネス
7
2008年発行。続編を先に読んでしまったのですが、こちらが最初の出版でした。病名がわかるまでの苦しみ、それが不治と宣言されても病名がついた安堵と新たな苦しみ、その時の自分へ宛てた現在の自分からの手紙（はちょっとわかりづらかったけど）、たくさんの気の取り直し方など。「わるだくみ」としてこっそりカジノへ行った話に共感しました。あたしの場合家族に内緒でハーゲンダッツショップでパフェを食べるぐらいのレベルでしたがｗ「盲目になっても心が健康な人、手術後意識を回復せず亡くなった8歳など数々の「戦友」の話もよいです。2015/09/10
がみ
5
不謹慎ですが、自分よりも不幸な人の話を聞くと少し落ち着きます、私と年が近いですが、作者の経験に比べればまだまだ自分がつらいと思っている事は大したことなかったです。2018/06/01
almeida
5
「楽しんで生きないと、人生がもったいない」2010/02/27
Yo-chang
5
難病の人は読んでみると、考え方が変わるかも…2010/01/31
