ニッポン型上司が会社を滅ぼす!

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ニッポン型上司が会社を滅ぼす!

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784763196156
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C0030

内容説明

成果主義、ボトムアップ、ソリューション営業、顧客満足…全部、試してみたけれど会社はちっとも変わらない!嘘と矛盾、曖昧と無責任、精神論にエセ人情。日本組織のマネジメントにはびこるガンに、気鋭の中国人起業家がメスを入れます。

目次

第1章 ニッポン型組織の根本的勘違い(上司というだけで、部下より「人間的にすぐれている」と思っていませんか?;「部下は上司と会社に黙って従うもの」と思っていませんか? ほか)
第2章 ニッポン型上司をCTスキャンにかけてみる(ひたすら「頑張れ!」とひとりよがりな精神論を説く上司はいませんか?;「やさしい」上司がいちばん残酷だと気づいていますか? ほか)
第3章 成果主義の嘘と矛盾(成果の出ない「成果主義」を多くの企業がはりきって実践中です!;「頑張るヤツほど偉い!」という上司の口ぐせが評価をあやふやにしていませんか? ほか)
第4章 「曖昧」が会社を、そして日本を滅ぼす(文化とビジネスをごっちゃにするところから迷走が始まります!;お互いの時間を無駄にする「曖昧アポイントメント」をしていませんか? ほか)
第5章 世界のすべてがお客さま―「小義」を捨て、大義をめざそう(海外へ進出しても、やっぱり「小義」を捨てられませんか?;大義を忘れた会社は、社員に冷たくし社会から冷たくされます ほか)

著者等紹介

宋文洲[ソウブンシュウ]
1963年中国三東省生まれ。中国東北大学卒業後、85年に北海道大学大学院に国費留学。天安門事件で帰国を断念し、札幌のソフト会社に就職するが、すぐに倒産。学生時代に自ら開発した土木解析ソフトの販売を始め、その利益をもとに、92年にソフトプレーン設立。経営を通して、日本企業の非製造部門の非効率性を痛感する。98年に営業など非製造部門の効率改善のためのソフト開発とコンサルティング事業を始める。2000年に東証マザーズに上場。成人後に来日した外国人では初のケースとなる。04年に東証2部上場を果たし、業界最大手に成長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

k2jp

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文字も大きく気軽に読めるエッセイ集のような本。年功序列で上司になるべきではない人が上司になっている…とか、政治家や政府高官と同様の曖昧な表現で責任を逃れる手法などが指摘されている。この本の想定する読者層は文中で描かれているような「上司」なのだろうけど、実際のところは悩める「部下」が読んでいそうだと感じた2017/12/17

kuma-kichi

0
宋文洲さんのことをはじめて知ったのは「PM Conferrnce2005」でのことでした。 当時はソフトブレーンの社長(現在は会長)さんだったのですが、聴衆を飽きさせない話術で日本におけるホワイトカラーのムダをズバズバ暴く姿が印象的でした。 この本も同様のスタンスで展開されており、日本では上司が部下より偉いと思っていたり、会社組織を家族に見なしていたりといった勘違いがまかり通っているとしています。 これらの傾向は、営業などスタッフ部門で顕著なようですが、技術の現場でも大企業病と相まってはびこる可能性があり2011/12/23

よーいち

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マネジメントの基本は、人を管理するのではなく、価値創造の過程を管理すること。…あるあるが書かれ、なぜどうすれば、も出てる。頑張る、頑張れ!だけでない。結局分解して、原因、作りを理解して、次どうするかなんだなー2011/12/05

主水

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精神論・根性論を部下に唱えると、上司は何も考えなくなってしまう。現場に合わせて柔軟に考えることができくなり、今の激動の世の中では生き残れない。ということがわかる。2009/11/03

復活!! あくびちゃん!

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良書。プロセスマネジメントについて書いてあるのだが、素晴らしく平易な日本語で説明しており、本質を突いている。目新しいことは特に無いが、感動させられた。2009/05/12

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