家族ペット―やすらぐ相手はあなただけ

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  • サイズ B6判/ページ数 202p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784763195579
  • NDC分類 645.6
  • Cコード C0030

内容説明

なぜ、これほど「彼ら」を求めてしまうのか?『パラサイト・シングルの時代』で時代を切り取った家族社会学者が、空前のペットブームから見えてきた日本家族の「リアル」を綴る。

目次

第1章 ここまできたペットブーム(家族ペットが日本を変える?)―ゆりかごから墓場までのペット産業
第2章 ペットが「家族」の一員になる(家族ペット論の提唱)―パラサイト・シングルと家族ペット
第3章 家族ペットに求めるもの(自分らしさを実感したい)―人はなぜペットを飼うのか?
第4章 インタビュー(家族ペットと暮らす人々)―家族ペット調査
第5章 家族の中のペットの「位置」(家族というファンタジーの投影)―誰でもペットを家族とみなしうる
第6章 家族ペットが日本を救う(これからの予想図)―ペット産業の未来予想図

著者等紹介

山田昌弘[ヤマダマサヒロ]
1957年東京都生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現・東京学芸大学教授。内閣府国民生活審議会委員、東京都児童福祉審議会委員などを務める。専攻は家族社会学・感情社会学。愛情やお金を切リ口として、親子・夫婦・恋人などの人間関係を社会学的に読み解く試みを行っている
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感想・レビュー

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なるみ(旧Narumi)

12
我が家も犬を飼っているのと、大学時代授業を聴講した「パラサイト・シングル」の生みの親、山田昌弘先生の著書だったので読んでみました。ペット、例えば犬の散歩を通して地域社会とのつながりができていく、との視点には私の父もそうでしたし、私自身も犬を介してゆるく知り合ったり挨拶を交わすことがあるので、納得しながら読みました。2004年に書かれた本ですが、10年経った今も古さを感じさせない一冊でした。2014/11/16

Kiyo

0
久しぶりに読み返してみても興味深い。2004年出版だが、今読んでも色褪せていない。ペットを飼っている私には、自然で当たり前の感覚で、家族である。インタビューされている人たちの感覚、そうだよね、わかるわかる〜。とくに、フェレットとうさぎ。2016/08/22

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