目次
たいていの親は、ほんの短い人生経験しかないまま、子育てをする。自分自身が何者なのか、親たちにまずい決め方をされて、それをなんとか克服しようとしている最中なのに子供が何者かを教えようとする。だから、自分の人生も子供たちの人生も間違ってしまう。
男性も女性も、自分で編み出したみじめさの悪循環のなかで過ちをくり返す。どちらかが、人生でほんとうに大切なのは、力ではなく強さだ、と気づくまでは。
自分でいやだと思う人生を嘆くのはやめなさい。かわりにその人生を変え、そんな人生にしている条件を変えることを考えなさい。闇を見つめなさい。だが、呪わないこと。それよりも、闇に射す光になり、闇を変えなさい。〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GASHOW
5
人類は、神なのかもしれない。自分を信じて、自分のあるように生きる。自分を過小評価することは、そう自分をさせているのだとしたら。夢を持って生きてゆくのが良いのかもしれない。そして、何かをすることができるのは未来じゃなくて、今しかない。「今でしょ」だった。2013/10/03
ネクロス
3
再読。 三部作のまとめ。五つの自然な感情と、それらを歪ませた不自然な五つの感情についてが最も記憶に残る。 霊的に進化した存在の在り方について、自らの存在の在り方について。 読み、語り、思いを馳せまた読み返しに戻る事のできる本2018/03/26
雪菜
1
神との対話〈1〉〈2〉同様2002/01/01
cho
1
読み進めるうちに思ったのは、ここで語る神とは、この作者の精神のことではないかと。作者の、一種のヒステリー状態によるものなのでは?と。しかし、その精神こそ「神」と呼ばれるものの一部であるのかも。われわれの内外にあるあらゆる概念全て、神であり、我々自身であるとも。その事は本作でも語られている。神とは我々自身であり、我々以外の全てでもあり。他者が、実は私自身の一部でもあったり。
おおや
0
全てはひとつ