出版社内容情報
上野千鶴子氏(社会学者・東京大学名誉教授)推薦!
正解がないなかで、迷い、悩む医師たちは何を考え、何を感じ、何を学んだのか
オランダベストセラー! 世界中で続々翻訳される話題のノンフィクション。
新型コロナ、出世前診断、虐待、安楽死……人生の「特殊な時間」でしか得られない学びが詰まっている。
科学ジャーナリストである著者がオランダの日刊紙『デ・フォルクスラント』で始め、話題となった連載コラム「ある特別な患者(Die Ene Pati?nt / That One Patient)」。本書はそのうちの89の話をまとめた1冊。1話5ページほどのストーリーの中で医師や看護師、医療従事者たちが、「自分の人生を変えたひとりの患者」について語っていく。新型コロナウイルスや難病、安楽死などを巡る場面で、忘れ難い思い出や素晴らしい教訓を残した患者について医療従事者の葛藤や心情が語られていく。「人はどう生きるべきか」を考えずにはいられない自己啓発書としても読める1冊。
内容説明
新型コロナ、出生前診断、虐待、安楽死…。人生の「特殊な時間」でしか得られない学びが詰まっている―。オランダベストセラー!世界中で続々翻訳、話題のノンフィクション。
目次
第1部 家族―「つながり」への考え方が変わったとき(暗闇のなかで―ヨゼ・シュロー(集中治療看護師)
聞こえない返事―ビヴァリー・ハント(血液専門医) ほか)
第2部 感情―「人はどう思うか」への考えが変わったとき(医師の論理―ヘスター・オルデンバーグ(乳がん専門医)
鏡の中―イレーネ・マタイセン(形成外科医) ほか)
第3部 予期―「希望」と「失望」への考え方が変わったとき(希望―ヘンク・アイランダー(臨床神経心理士)
壁―ヒューホ・ファン・デル・ヴェデン(看護師) ほか)
第4部 理解―「関係性」への考えが変わったとき(透明人間―アーノルド・ファン・デ・ラー(外科医)
善と悪―マノン・ベンダーズ(新生児科医) ほか)
第5部 死―「運命」のとらえ方が変わったとき(医師と娘―イレーネ・コーニング(婦人科研修医)
万策尽きて―サンダー・デ・ホッソン(呼吸器専門医) ほか)
著者等紹介
デ・フィッサー,エレン[デフィッサー,エレン] [de Visser,Ellen]
オランダの日刊紙『デ・フォルクスラント』の科学ジャーナリスト。2017年にコラム「ある特別な患者(Die Ene Pati¨ent/That One Patient)」の連載を始める。医療従事者たちへのインタビューをまとめたこのコラムは、一般読者から専門家まで、多くの人に感動を与えてきた
芝瑞紀[シバミズキ]
英語翻訳者。青山学院大学総合文化政策学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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