内容説明
水分の過剰摂取がじつはこんな症状を招いていた―頭痛、腰痛、高血圧、糖尿病、口内炎、生理痛、肥満、貧血、不妊症、肺炎、がん、緑内障…病気を寄せつけない水はけのいい体になる画期的な健康法!
目次
第1章 その不調の原因、もしかしたら「胃のむくみ」にアリ!?(いつの間にか陥る「水分摂りすぎ」のワナ;「飲み物」の消費量は20年間で4倍超に増加 ほか)
第2章 「胃のむくみ度」は、この方法で簡単にわかる(「ここ」を見れば内臓の様子が手に取るようにわかる!;「胃のむくみ」を見極める3つのチェックポイント ほか)
第3章 今日からすぐ始められる「胃のむくみ」予防習慣(「胃のむくみ」を防ぐ飲み方;「胃のむくみ」を防ぐ食べ方 ほか)
第4章 1日10分で効果てきめん、胃のむくみを「とる」習慣(1日1回、胃のむくみを「とる」習慣;「顔の風通し」をよくすれば水分が出ていく ほか)
第5章 病院では教えてくれない家庭の「胃」学(「原因不明」の病気は存在しない;「虚証=元気のない状態」を治せるのが中医学の強み ほか)
著者等紹介
今中健二[イマナカケンジ]
中国江西省新余市第四医院医師。株式会社同仁広大代表取締役。1972年兵庫県生まれ。2006年、故郷の神戸市に株式会社同仁広大を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Artemis
12
水はたくさんの飲んだほうがいいといわれるけど、そうでもないらしい。万人受けする健康法はないからこそ、自分の体調を見て、感じる力も必要。2022/10/15
K
2
(2019,490)前勤務館では、トンデモ的医療本を蔵書していない。所望あれば、他市町立図書館から相互貸借で取りよせていた。この本は前勤務館には蔵書なし、かつ、サンマークなので割り引いて読む。だが、内容は世の健康法の盲点をついていると私は感じた。おりしも熱中症の季節だし。たんぱく質摂取量も体重によって違うように、水分だってみんな2ℓのはずがない(と気づく)。しかし、それが全部病気の原因になるとか、頭から汗かけばいいとかまで広げるかどうかは別。また、舌の状態は、写真がないとダメだよ~全然わからない。2023/07/19
cinnamon
2
1日に2ℓの水分を摂ると良いというけれど、自分の体調を無視して、体がむくんでいる時に水分を摂り続けるのは、確かに体に良くないだろうな。食事でむくみを防ぐ方法として、消化しやすい食べ物等が書かれているけど、それよりよく噛んで食べる方が、何も考えずに取り入れやすいし、私には合っている。元々嚙む回数が少なかったんだろう。中医学に基づいた考え方には初めてふれたのでおもしろかった。2021/10/17
Sobbit
2
印象的だった表現など☞「胃は身体の中心に置かれた鍋」、あらゆる病気は熱のリスクか・水のリスクに大別される、食後のコーヒーは意外と効果的、朝起きてからグラス一杯というが飲みすぎ、ポタージュは既に消化しているようなものだから消化に良い。 巷では一日2L水を飲みなさいといい、私も2Lを目標にしていたが、よく考えたら明らかには飲んだ量と出す量がおかしかった。昨日から水をがぶ飲みしないようにしているが、いつもより満腹感が早い、排便の調子がいいなど好調である。2020/05/04
ぽん吉
1
健康のために2 年くらい水飲みまくってたら、なんか胃が不調だったので読んでみました。 本書は、水の飲み過ぎの危険さが分かる本で、改めて飲む量を改善しようと思えました。 が、自分は水分量が不足してるのか過剰なのかの見極める方法として舌から判断する。とありましたが、私には舌の表面がビチャビチャとか、よくわかりませんでした。判断材料がもっと欲しかったです。 ま、水でもなんにせよ、不足も過剰も良くないのでほどほどにしよって思えた本でした。