ハーバード集中力革命

ハロウェル，エドワード・Ｍ．【著】〈Ｈａｌｌｏｗｅｌｌ，Ｅｄｗａｒｄ Ｍ．〉/小川 彩子【訳】

サンマーク出版（2016/10発売）

• サイズ B6判／ページ数 357p／高さ 19cm
• 商品コード 9784763135209
• NDC分類 336.04
• Cコード C0030

出版社内容情報

ハーバード大卒の医学博士にして、ＡＤＨＤ研究の権威の著者が解く、集中力を取り戻し、生産性を高める方法。

内容説明

ＡＤＨＤ研究の世界的権威にして集中力のエキスパートである著者がハーバード大学医学部でつちかった２０年以上の経験から明かす、集中力と生産性を劇的に高める叡智の集大成！

目次

はじめに　あなたの集中を妨げているのは「何」か？
１　なぜ、あなたの集中力は続かないのか？―「環境」が引き起こす６つのＡＤＴ（デジタル依存症―電子機器に「コントロールされる側」に回らないために；マルチタスク―時間内に対処できる以上の仕事を抱えこまないために；アイデアホッピング―始めたことを最後まで終わらせるために；心配性―「有害な心配性」を「問題解決技術」に変えるために；おせっかい焼き―他人の問題に首を突っ込むことを止めるために；ヘマばかり―仕事でついやらかしてしまう失敗を減らすために）
２　集中力をコントロールするための５つの基本プラン（理想の集中状態を手に入れるための訓練法；身体の力を生かす；精神の力を生かす；人間関係の力を生かす；感情の力を生かす；仕組みの力を生かす；もう、ダラダラ癖に悩まない）

著者等紹介

ハロウェル，エドワード・Ｍ．［ハロウェル，エドワードＭ．］ ［Ｈａｌｌｏｗｅｌｌ，Ｅｄｗａｒｄ　Ｍ．］
医学博士。精神科医。ハーバード大学医学部にて２０年以上にわたって講師を務めたのち、現在はマサチューセッツ州サドベリーの認知力・情感医療で知られるハロウェルセンター所長。ＡＤＤ（注意欠陥障害）およびＡＤＨＤ（注意欠陥・多動性障害）の権威として世界各国のメディアに登場している。３人の子どもを育て上げ、現在は夫婦２人でボストン居住

小川彩子［オガワアヤコ］
学習院大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士後期課程単位取得退学。翻訳者（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[はるき]

集中力が途切れがちな方を、パターン別に分けて解説する。分かりやすいし、読み物としても面白い。デジタル依存…自覚的にならなきゃいけませんね。

2017/03/10

[maito/まいと]

集中力ＵＰに関する内容が概ね集約されている１冊。おもしろいのは、最後はテクニックではなく、本人の気持ち次第ということ。自分がやることにどれだけ情熱があるか、コミットできるか、という項目が結構熱意を持って書かれていること。それを自分自身で昇華できていれば集中力は高まるし、ストレスは間違いなく減る。結局どれだけ敷き詰めて考えているか、ということなんだろう。近年テクニックより情熱とか熱意が奨励されているのは間違っていないということだな。

2019/04/30

[磁石]

「も～し自信をな～くして～、く～じけそうにな～たら～♪　す～きな人をす～きなことを、思い出せ～♪　―――」。『アンパンマン体操』の歌は、最高のパフォーマンスを出す／持続させる集中力を作り出すには何をしたらいいのか、教えてくれていた。アレを口ずさめば／聞いているだけでも、大抵の理不尽を乗り越えられた理由は、ココにあった。

2017/04/09

[磁石]

どうして集中力が続かないのか、何が原因なのか、どうすれば解決できるのか。問題となる症状をきちんと分別し、それに対応した治療法を提示。非常にわかりやすかった。「仕組み」についてあまりいい印象／逆に集中を削ぐものとばかり思っていたが、使い方次第だとも。面白さや先決めや習慣の力で、自分を錯覚させる。……どうして「仕組み」を作って皆に適用させれる人が儲けられるのか、わかった気がする。

2017/01/09

[Salsaru]

集中力を欠くパターンの分析と対策は、よかった。集中力を高める方法のところは、いまいち。前半だけで、文庫でいいかも？

2016/12/03