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内容説明
名画の登場人物をすべて猫にした画集。
目次
ウィスカー・キティーフィールドの横顔
人間と猫の相互理解と文化交流について
古代‐中世‐東洋
ニャネッサンス
バロック
新古典主義(ニャオクラシック)
ロマン主義
写実主義
印象主義(印象派)
20世紀美術〔ほか〕
著者等紹介
シュー・ヤマモト[シューヤマモト]
1948年、横浜生まれ。本名は山本俊一。71年、愛知県立芸術大学を卒業。74年、カナダに移住。トロントにおいてイラストレーターの仕事に従事。81年、カナダ国籍取得。日本の法律が二重国籍を認めないことから、日本国籍を返上。83年、永住権を得てアメリカに移住。フリーランスでイラストを描く傍ら、旅行業、翻訳業にも従事。2007年から古今東西の有名絵画の猫バージョンを描く自分のプロジェクトを開始し、12年1月現在で120枚余を完成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
341
古今の名画のパロディ、ネコ・ヴァージョンがニャスコーの壁画からルネ・マグニャットまで124点。近代以前の古典篇では、もっぱらその絵画の知名度と構図が命か。近代以降になると、その画家特有のタッチが巧みに活かされる。例えば、スーニャの点描やニャートレックのジャポニスム風ポスターなど。こうしてみると、近代絵画には個性が尊ばれたことがよくわかる。またフリーダ・ニャーロの「いばらの首輪」なども大いに楽しめるのだが、元の絵を知っているほど楽しみも大きそうだ。2024/03/20
KAZOO
151
キャット・アートという題名にあるようにすべてのアートに猫が出てきます。私は元の作品をほとんど知っているので、すぐわかりますがよくもまあこれだけ猫を登場させてくれたものだと思いました。見ていて楽しくなります。この表紙の絵もすぐフェルメールの作品だとわかりますが、あまり知らない人にもとの作品を当てるクイズにしてもいいのではないかと思いました。それにしても目の大きなかわいらしい猫ばかりですね。2016/08/14
紫 綺
129
前から気になっていた本。よくぞここまで、タッチを変えて描けたもんだ。この器用さに脱帽。「三毛ランジェロ」、「またたび拾い」には笑った(笑)!!それぞれのコメントも面白い。2014/04/20
ねむねむあくび♪
87
なんて素敵な本なの!!(≧▽≦)絵画と猫への愛と尊敬がぎっしりつまってます♪表紙の麗しい瞳から心をわしづかみにされました(*^^*)有名な世界の名画が根こそぎ猫に変身~!(笑)元の名画を損なうことなく、シューさんの『僕はこんな風に描いてみたよ』と言う遊び心でいっぱいです。絵はもちろん画家の名前も最高~♪あくまで猫目線の解説も愉しくて、作品を読みとくのにぴったり。元絵も観たくなります!絵ってこんなに面白いんだ~って思わせてくれる、素敵な1冊。大人はもちろん、絵画に興味を持ち始めたキッズにも勧めたいな♪2014/04/13
hirune
86
よくできてる(o^^o)本物の画像を検索しながら見比べていくととても楽しいです♪キティフィールドさんの解説も面白いし、とにかくネコ可愛い♡私はナポレオンがオシャレなプードルに跨っている絵がお気に入り☆本当はナポレオンが乗ってたのはチワワだったそうですが(≧∇≦)2016/03/24