さよなら、ソニヤ

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  • サイズ B6判/ページ数 347p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784763003294
  • NDC分類 740.253
  • Cコード C0098

内容説明

人生のふたを開けてみると、歴史上の人物などではない、街を歩いている普通の人々にも、そこには長く、でこぼことした道程の物語が見えてきます。夫婦という一組のカップル。ここに登場するのはソニヤとアンジェロ。彼らの物語はどこにでもある仲むつまじいカップルのお話。毎日せいいっぱい働き、人生を愛し楽しんできました。しかし、そんな彼らにも逃れることのできないつらい出来事は起こります。ソニヤのあまりにも残酷で悲しい過去。そして、ふたりが決して望まなかった苦悩の果ての別れを経験するのです。運命を受け入れ、最期までふたり一緒の人生をまっとうさせようと全力を尽くしたアンジェロ。私たちを待つのは死。しかし、それまでの時は人生というボーナス。悲しい出来事や不安を抱えながらも、愛し合い楽しんで生きていくにはこうありたい、という姿をこのふたりには見ることができるのです。手を取り合い、歩んできたふたりが築いた「人生の輝き」とは…。

目次

別れのとき
ソニヤとの出会い
ソニヤの過去―壊された人生
心と心―僕の過去も
孤独の故郷プラハで
旅立ち―アメリカへの誘い
新世界―アメリカでの再出発 自由の地、ニューヨークへ到着
旅と出会い―写真で伝えられること、伝えたいこと
喜びのとき―エルドラド(黄金郷)での生活
事件―プラハの春 不穏な動き
原生林の隠れ家―隠れ家探し
転身への出発点―イギリスへの誘い
最高のとき―分かち合う喜び
狂った歯車―運命の日まで―あこがれのアラスカへ

著者等紹介

ロメオ,アンジェロ[ロメオ,アンジェロ][Lomeo,Angelo]
ニューヨーク生まれ。写真家。伴侶であるソニヤ・ブラティーとともに、夫婦写真家として、また魅力的なカップルとしても広く知られている。ニューヨーク在住

山内絵里香[ヤマウチエリカ]
早稲田大学大学院英文学科修士課程修了。明治大学講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よんしん

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ホロコーストを生き延び、壮絶な人生を精一杯生きた、ソニヤと著者の物語でいかにもアメリカ的、映画になりそうな内容。ナチスやソ連の悪行は決して許されないけど、同じくアメリカが引き起こした戦争で死んだ人々や、イスラエルの空爆と弾圧で虐げられている人が今だに沢山居ることを二人は知ってたのだろうか?2012/08/12

Yuki Snowy

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求龍堂の出版前モニターとして2003/08/05

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