目次
１章 心理学がやりたい！
２章 なぜ心理学をするのか
３章 どのような心理学があるのか
４章 信じること、わかること
５章 心のからくり
６章 心の成り立ち
７章 心の由来
８章 推測すること
９章 再び、信じること
１０章 どのように人をえがくか
１１章 構造構成主義
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
K
2
研究方法に優劣があるのではなく，研究者の目的（すなわち，「なぜ心理学をするのか」）によって妥当な方法は規定されるという主張や，妥当性や信頼性の検証の積み重ねの必要性など，心理学研究のあり方について論じられていたところはある種あたり前ながらおろそかにされがちなところで，重要な点だなと思いながら読みました。 心理学を学んでも人の心がわかるようになるとは正直あまり思いませんが，人の行動に対する見方や考え方を拡げてくれるのかなぁとは浅学の身ながらぼんやりと思うところではあります。2013/08/22
