目次
質的研究の学問と実践
第1部 フィールドの位置づけ(質的方法:社会学と人類学の歴史;アクション・リサーチによる大学と社会の関係の再構築;誰のために:質的研究における表象/代弁と社会的責任;質的調査における倫理と政治)
第2部 変化しつつあるパラダイムとパースペクティブ(パラダイムに関する論争、矛盾、そして合流の兆候;質的探究の3つの認識論的立場:解釈主義・解釈学・社会構築主義;ミレニアムに向けたフェミニズムと質的研究;人種化された言説と民族的認識論;批判理論および質的研究再考;カルチュラル・スタディーズ;セクシュアリティ、クイア理論と質的研究)
第3部 質的研究の未来(質的探究:緊張と変容;質的研究の第7期:過去からの脱出)
著者等紹介
平山満義[ヒラヤマミツヨシ]
1945年福島県に生まれる。1976年東京教育大学大学院教育学研究科博士課程教育学専攻単位取得満了。東京農工大学大学院共生科学技術研究部教授(教育学博士)。専門領域は教育学(情報教育・質的研究法)
岡野一郎[オカノイチロウ]
1963年京都府に生まれる。1994年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。東京農工大学工学部情報工学科講師。専門領域は社会情報学・コミュニケーション論
古賀正義[コガマサヨシ]
1957年東京都に生まれる。1985年筑波大学教育学研究科博士課程教育社会学専攻単位取得退学。中央大学文学部人文社会学科教授。専門領域は教育社会学(学校社会学・青年社会学・質的調査法)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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