内容説明
中心市街地活性化三法改正を踏まえた日本型成熟都市の提案。英国・EU・米国・日本の最新動向と事例に学ぶ。
目次
まちづくり三法改正とコンパクトシティ
1部 コンパクトシティの都市像とデザイン(コンパクトシティの都市空間論;コンパクトシティのデザイン)
2部 欧米の持続可能な都市づくり(都市・地域を計画する文化;欧州の持続可能な都市づくり;コンパクトシティのアメリカモデル)
3部 日本型コンパクトシティへ(まちぐらしの意味と価値;コンパクトなまちづくりへ)
成熟社会にふさわしい都市空間を
著者等紹介
海道清信[カイドウキヨノブ]
1948年石川県金沢市に生まれる。1970年京都大学工学部建築学科卒業。1975年京都大学大学院工学研究科建築学専攻博士課程単位取得退学。地域振興整備公団入社。1995年地域振興整備公団退社、名城大学都市情報学部助教授。2002年同教授(英国オックスフォードブルックス大学OCSD客員研究員、2002年度)。専攻:都市計画(都市整備論、地域生活空間計画論)、工学博士、一級建築士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鼻
2
様々な都市・地域の状況を見比べつつ、この単語に含まれる多様性とそれらに共通する主要なアイディアを伝え、社会の潮流を実感させてくれる。一方、現状に合わせて持続性の定義を全くしなかったため、目標地点は見えない。市街地の活気の持続と、環境問題としての持続可能性という二本柱はしっかりある。しかし、「より持続的」と「持続可能」は全く異なるものであるにも関わらず、その違いを軽視しているがために、特に環境分野では、お題目になってしまっている様に思える。リアルな現実と、「コンパクトシティ」の危うさも改めて感じた。良書。2014/03/25
Satoshi Murai
1
ひろい読み2015/10/19
ntym
0
コンパクトシティを欧州、米州、日本の事例で解説されていて、楽しめました。2009/12/27
Rollin'
0
きちんとまとめられた本です。2008/10/14