目次
1 木賃アパートを通して見える社会(この社会がつくった建築、木賃アパート;木賃アパートというリスク、そして可能性;モクチン採集に行こう!)
2 モクチンメソッド(アイディアを共有資源化する;アイディアを育てるコミュニティ;レシピのレシピ―アイディアがレシピ化されるフロー;メディアとしてのモクチンレシピ;「実装」のためのチームのかたち;アパート改修を社会投資へ;モクチンレシピによる改修事例)
3 木賃アパートをアップグレードする(部屋単位の改修;外構の改修;アパートまるまる一棟の改修;木造一戸建ての改修;モクチンレシピ式発想法)
4 つながりを育むまちへ(住み続けられるまち―地域善隣事業;まちのアクティビティと連動する場―kubomi;まちに新しい動線をつくる―カマタ_クーチ)
5 モクチンメソッド射程:都市を編集する(つながりが生み出す都市の冗長性;タイポロジーの生態系)
著者等紹介
連勇太朗[ムラジユウタロウ]
1987年生まれ。現在、NPO法人モクチン企画代表理事、慶應義塾大学大学院特任助教、横浜国立大学大学院客員助教。2012年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了、2015年同大学大学院後期博士課程単位取得退学。2012年にモクチン企画を設立、代表理事に就任。Archi‐Commons(アーキ・コモンズ)という建築デザインを共有資源化するための方法論を考案し、研究と実践をしている
川瀬英嗣[カワセエイジ]
1988年生まれ。現在、NPO法人モクチン企画副代表理事。2012年武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科卒業。2009年より木造賃貸アパート再生ワークショップ(現モクチン企画)に参加。デザイナー、宅地建物取引士、住宅診断士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。