内容説明
ゲームや勝負には相手がいます。相手に勝つには、単純な足し算だけでなく、かけひきや頭脳プレイが必要です。このかけひきや頭脳プレイを研究するのが「ゲーム理論」というわけです。昨今のニュースを見るまでもなく、日本人は国際社会で、あまりにもかけひき下手です。そこでこのたび、ゲーム理論を実践的に身につけられるように本書をまとめることにしました。クイズの本のように、やさしい演習形式にしてあります。
目次
第1部 ゲーム理論の基礎(「先読み」ができなければゲームに勝てない;「負け」を減らして勝つミニマックス戦略;投資に勝つには「損失」に着目;日常にある「囚人のジレンマ」;ルールを変えて打開する;均衡を知り、均衡を打ち破る;形勢逆転の知的トリック)
第2部 状況別のゲーム理論実践(男と女の恋愛マッチング;多数決の投票で逆転する;選挙と勢力争いゲーム;新規市場に参入して戦う方法;分業と海外移転でデフレを制する;企業モラルで勝ち負けが暗転する;ゲームにまつわるモラルについて)
著者等紹介
逢沢明[アイザワアキラ]
京都大学大学院博士課程修了。現在、京都大学助教授(情報学研究科)。工学博士。情報数理、進化型知能、複雑系情報学の気鋭の研究者であり、かつ文明批評の論客としても知られる。コンピュータのパターン認識性能を一挙に100倍に高める「進化型コンピュータ」を実現しつつあるなど、本業での開発・研究は極めて創造性豊かである。クイズ・パズルを10万問集めたと言われるパズル博士ぶりは有名。官庁からは科学技術政策委員の依頼が多く、ゲーム理論を実践する政策通として信頼されている
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感想・レビュー
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あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です!!(≧▽≦)
hk
doi
galoisbaobab
へたれのけい