手にとるように哲学がわかる本―「存在」することとは何か?

手にとるように哲学がわかる本―「存在」することとは何か?

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  • サイズ B6判/ページ数 217,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761258269
  • NDC分類 100
  • Cコード C0010

内容説明

本書は、哲学がどのようにして始まり、何を問題にし、どういう答えを出してきたのかを、古代ギリシャから西欧近代までの流れを追いながら紹介しています。また現代の欧米の最新の哲学の動向についても、多くのページをさきました。さらにインドや中国、日本などの非西欧文化圏における「哲学」にかかわる情報、そして自然環境や臓器移植などの最近の社会問題と「哲学」との接点についても紹介しています。

目次

プロローグ 「哲学」って何だろう?―哲学の「わかりにくさ」のカラクリを、まずは押さえておこう!
1 「ギリシャ哲学」を知る―古代ギリシャの宗教から生まれた「世界」と「自己」の捉え方とは?
2 「近代哲学」を知る―フランス、イギリス、ドイツで展開した国家論へと向かった新しい「哲学」とは?
3 「東洋哲学」とはどんな哲学か?―インド、中国、日本では民間信仰を土壌にどのような哲学が展開されたのか?
4 「現代哲学」を知る―ヘーゲルが体系化した哲学を打ち崩す、新しい視点による哲学の誕生!
5 科学の進歩と「哲学」の関係―ガリレオ、ダーウィンらの諸科学の発見は、哲学無用論へと発展!?
6 現代社会を「哲学」する!―自然環境、臓器移植、教育問題などを哲学するとどうなるか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はなり

1
東洋哲学のこと、現代社会に挙げられる問題と哲学はどう関わるのか、この時代に哲学は必要なのかなども書かれてます。 ニーチェの解説がわかりやすく、自分の中にすんなり落とし込めたかなという感じです。 哲学の全体的な著名人や考えをさっくり知りたい方には良いかもしれません。2016/09/21

saburiman

1
"人生の意味はない、自分で作っていく"という考えは聞くだけでどっと疲れます。 逆に、残念なことも楽しいことも起こる事象全てに意味がある、と思って生きるのは優しい。そのほうが気負いが無いし余裕もって色々受け入れられるという弱気な理由なんだけど。 なので著者がタイトルの答えとして”意味がある”とし、その答えに至った経緯をきちんと書いていたのが良かった。 2012/07/21

きぬりん

0
印哲・仏教学専攻の著者らの手に成る一般読者向けの哲学史解説本。全体構成は、哲学とは何かを説明するプロローグを皮切りに、ギリシア哲学、近代哲学、東洋哲学、現代哲学、科学の進歩と哲学の関係、現代社会を哲学するの6部構成。1項目あたり2〜4頁を割き、右頁に説明文、左頁に図解を載せるという現在主流のフォーマット。取り上げられている哲学者は比較的オーソドックスだが、科学と哲学との関係に絡めてベルクソンを扱い、論理実証主義やトランスパーソナル心理学などにも言及しているところが出色か。解説も比較的読みやすい部類。2022/07/28

野崎英昭

0
よく理解できなかった。2021/03/09

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