身体とシステム
ヴィゴツキーの方法―崩れと振動の心理学

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  • サイズ B6判/ページ数 184p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784760895137
  • NDC分類 140.1
  • Cコード C3311

内容説明

世界の心理学界のモーツァルト、ヴィゴツキーの理論の可能性を探索する。ヴィゴツキーの理論の復活が叫ばれて久しい。本書は「ヴィゴツキー的なもの」を運動体として予感させるために、さまざまな「破壊実験」を試み、その崩れや振動のなかに、新たな可能性を見る。

目次

破壊と崩れ(奇妙なインタビュー;その時代の人 ほか)
内的論理(建物の崩壊;ズドヴィーク ほか)
具体的心理学(高次精神機能の発生;一人の人間の心理学 ほか)
時間と外部(時間の挿入;発生論の困難 ほか)

著者等紹介

高木光太郎[タカギコウタロウ]
東京学芸大学海外子女教育センター助教授。1965年東京都生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。東京大学大学院教育学研究科助手、東京学芸大学海外子女教育センター講師を経て現職。専門は発達心理学、認知心理学。ヴィゴツキーの具体的心理学の構想を「文化間移動と学習」「共同想起としての証言、供述」などの問題設定のなかで展開していくことに関心がある
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