出版社内容情報
アドラー心理学の創始者であり、フロイト、ユングらと並び功績が認められているオーストリアの精神科医、アルフレッド・アドラー。その波瀾の生涯を描いた初の本格的伝記。
内容説明
20世紀、心理学の巨匠アルフレッド・アドラーの全貌に迫る。
目次
ウィーンの少年時代
急進的な医師になる
独力で
精神分析との出会い
フロイトとの決裂
個人心理学の誕生
大戦
心理学的革命
赤いウィーン
オーストリアを超えて―国際的名声
社会変動の中の新世界
旗揚げ
アメリカへ再び
偉大な普及者
ニューヨークへの移住
「爆竹のような本」と大衆政治
不況の間の繁栄
アメリカとヨーロッパの盛衰
父の苦悩
パーソナリティの陥穽
著者等紹介
ホフマン,エドワード[ホフマン,エドワード][Hoffman,Edward]
Ph.D.1951年生まれ。コーネル大学、ミシガン大学で学位を取得。心理療法家としてニューヨークで開業。イェシーバ大学準教授(心理学)。“Journal of Humanistic Psychology”の編集委員。日本人間性心理学会、および大学等での講演のため、日本へも数回訪れている
岸見一郎[キシミイチロー]
1956年京都生まれ。1987年、京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)。専門の哲学(西洋古代哲学、特にプラトン哲学)に並行して、1989年からアドラー心理学の研究をしている。京都教育大学教育学部、甲南大学文学部、京都府医師会看護専門学校、奈良女子大学文学部非常勤講師、前田医院(精神科)勤務などを経て、明治東洋医学院専門学校(教育心理学、臨床心理学)、聖カタリナ女子高等学校看護科(心理学)非常勤講師。日本アドラー心理学会認定カウンセラー、日本アドラー心理学会顧問
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。