言葉を使う動物たち

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  • サイズ 46判/ページ数 260p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784760152339
  • NDC分類 481.78
  • Cコード C0045

内容説明

人間だけが言葉を持つわけではない。言語とコミュニケーションの方法はさまざまだ。動物の言語には文法、回帰性もあり、未来も語る。人間の言葉と動物の言葉はどう違うのか。動物の言語ゲームとは何だろうか。

目次

第1章 人間の言葉で話す
第2章 生き物の世界の会話
第3章 動物とともに生きる
第4章 体で考える
第5章 構造、文法・解読
第6章 メタコミュニケーション
第7章 なぜ私たちは動物と話す必要があるのか

著者等紹介

メイヤー,エヴァ[メイヤー,エヴァ] [Meijer,Eva]
アーティスト、作家、哲学者、シンガーソングライター。4つの小説で賞をとっており、世界中で翻訳されている。短篇と詩はオランダとベルギーの文芸雑誌に掲載された。また、アムステルダム大学で動物哲学を教える。動物倫理学、Minding Animals The NetherlandsのオランダOZSW研究グループの議長。アムステルダム在住

安部恵子[アベケイコ]
翻訳者。慶應義塾大学理工学部物理学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

51
改めて「言葉」とは何かを考えた。言葉⇒コミュニケーションと連想が広がる。確かに、動物(人間も動物の一員だが)を見ていると、何となく意思を感じたり、通じているのかなと思ったりする。五感以外のものを通して、意思疎通を図っていても不思議ではない。単に、人間の見方が偏っているだけということも言える。実際、動物たちおtの意思疎通が図れたら、どうなるんだろう?価値観が変わるだろうな。これは、人間の間だけでも言えることだ。国・地域・伝統・文化・歴史・人種などが違うと、通じないことも多い。そこにも通じるものがあると思う。2020/09/20

28
動物を哲学する本。動物同士がコミュニケーションを取るのはなんとなく知っていたけれど、真正面から動物の言葉を取り上げた本を読むのは初めて。動物たちは彼らのなりのやり方で話し、時に人間とのコミュニケーションの取り方を習得する。警告音を発する、ダンスを踊る、体の色を変化させることも人間の言語に匹敵するメッセージ性がある。この本の優れた点は、言語や文法とは何か?そもそも他者を知ることはできるのか?といった言語学や哲学の内容にまで話が及ぶところ。研究が進めば、人間と人間以外の動物がより共生しやすい社会になるだろう。2020/06/26

にしがき

18
👍👍👍 さまざまな動物たちの実験や観察の紹介を通して、動物達が話すことを示す。だけではなく、「話す」とは、「言葉」とは何かという哲学的な問いと、西洋哲学/科学において「動物が話す」ことが どのように考えられてきたかという変遷も説明されているので、議論に厚みがある。論点が多いが故か、もっと深く知りたいと思う箇所も所々あった。(でも専門書を読むガッツはないのだけども)/ヒトは、ひとつの動物の種であり、それぞれの動物は進化の最先端であることを再認識。2021/09/02

Shimaneko

9
人間の拙い言葉なんかより、鳥類やゾウやイルカのコミュニケーション能力のほうが実は優れてるんじゃないかと思えてくる1冊。いつも思うけど、カラスとか、あいつら絶対なんかしゃべってるよね。思った以上に哲学寄りのアプローチなので、さくさく読める類の本ではないものの、なかなか面白かった。引用文献の大半がネット上で公開されてる論文で、著者はオランダの人だけど、そもそも英語版からの翻訳なので、興味を引かれた英語の論文を手軽にブラウジングできるのも魅力。便利な世の中になったもんだねぇ。2021/06/04

マイアミ

8
★★★★ とある番組で老いたペットの気持ちを体験するドッグカフェが紹介されていた。白内障を体験するために目隠しをして四つん這いで歩く飼い主。体験後飼い主は言った「これじゃあ散歩もたいへん」だと。正直この人たちどうかしてるぜと思った。犬は世界を視覚よりも嗅覚で理解しているのに、まるでヒトと同じように世界を認知していると考えるなんて。しかも飼い主だけではなくドッグカフェの定員までそう考えていることをおぞましく感じた。この本はそういう人たちに読んで欲しい一冊。動物には動物の「言葉」があると知ることができる。2021/09/18

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