井上円了・妖怪学全集〈第1巻〉

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井上円了・妖怪学全集〈第1巻〉

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  • サイズ A5判/ページ数 712p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784760117215
  • NDC分類 388
  • Cコード C3339

出版社内容情報

不思議現象と妖怪のすべてを解明する驚異の総合科学。「お化け博士」井上円了のライフワークをもれれなく集大成。日本が近代へ飛躍しようとした明治中期から哲学者として活躍した井上円了は日本全国での調査と古今の文献を渉猟し妖怪学百科を打ち立てた。

妖怪学講義 緒言 総論
口絵 哲学館主井上円了肖像
再版につきて一言を題す
総目録
緒言
妖怪学研究参考ならびに引用書目
参考書目拾遺
第1 総論
第1議 定義編
第1節 開講
第2講 学科編
第3講 関係編
第4講 諸種類編
第5講 歴史編
第6講 原因編
第7講 説明編第1
第8講 説明編第2
第9講 説明編第3
第10講 説明編 第4(変式的心理学総論)
第11講 説明編 第5(変式的心理学各論 第1)
第12講 説明編 第6(変式的心理学各論 第2)
妖怪学講義理学部門医学部門
第2 理学部門
第1講 天変編
第2講 地妖編
第3講 草木編
第4講 鳥獣編
第5講 異人編
第6講 怪火編
第7講 異物編
第8講 変事編
第3 医学部門
第1講 人体編 
第2講 疾病編
第3講 療法編

内容説明

明治中期から活躍した哲学者の先覚である、井上円了の問題関心が理論の分野からより現実へと発展し、そこから誕生したのが「妖怪学」の提唱であった。専門書の他に、多数の啓蒙書を著し、さらに社会教育として全国を巡回して講演するなかで、多くの大衆に語りかけた結果、「おばけ博士」や「妖怪博士」の愛称が生まれるほどの関心を社会的に作り出した。本書は井上円了の『妖怪学講義』全六冊のうち第一分冊(「緒言および総論」)と第二分冊(「理学部門および医学部門」)をまとめて一巻としたものである。

目次

緒言
第1 総論(定義編;学科編;関係編 ほか)
第2 理学部門(天変編;地妖編;草木編 ほか)
第3 医学部門(人体編;疾病編;療法編)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ななちよ

0
卒制用。明治時代に書かれた文章だとは思えないほどに読みやすかった。願望の反対は嫌悪、恐怖は連想から訪れるなどなど、考え方の多くはそのまま現代でも通用すると素直に感じた。2011/11/16

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