糖鎖生物学入門

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  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784759810356
  • NDC分類 464.3
  • Cコード C3045

出版社内容情報

《内容》 現在注目を浴びている糖鎖生物学を体系的に解説し,糖鎖の機能と構造を分子レベルで詳述した好著.原著はオックスフォード大の講義のために書かれたもので,海外ではすでにこの分野の入門書の決定版として評価されている.糖鎖生物学を専門とする人のみならず,研究の過程でタンパク質や脂質やその受容体に遭遇する研究者にとっても,有益な入門書となろう.
前半部では糖鎖の化学的性質およびコンホメーションが,後半部ではグリコシル化の生物学的機能が取りあげられており,体系的に理解が深まるような構成となっている.    

《目次》
第1章 糖鎖生物学概論
第2章 N 結合型糖鎖の生合成
第3章 糖鎖のコンホメーション
第4章 糖鎖構造の解析方法
第5章 O 結合型糖鎖
第6章 糖脂質と膜タンパク質のグリコシル化
第7章 タンパク質の構造と機能にグリコシル化が及ぼす影響
第8章 細胞や組織における糖タンパク質輸送
第9章 細胞接着とシグナル伝達における糖鎖認識
第10章 動物レクチンの糖認識メカニズム
第11章 植物,細菌,ウイルスの糖鎖生物学
第12章 グリコシル化と病気
第13章 糖鎖生物学の未来

内容説明

この本は、オックスフォード大学の生物化学課程における学部最終学年の糖鎖生物学の講義から生まれたものであり、学部上級生および大学院初年生が必要とされる内容を満たすことを意図している。研究の過程で糖タンパク質、糖脂質およびそれらの受容体に遭遇する生化学者、細胞生物学者、免疫学者、ウイルス学者を含む、より高度な研究者への、糖鎖生物学分野の有益な入門書にもなりうると考えている。本書は、1~4章および5~13章からなる二つの部分に分けられる。最初の部分は、N結合型糖鎖を主要な例として、グリカンの化学的性質およびコンホメーションについて書かれている。第二の部分はグリコシル化の生物学的機能を扱っている。

目次

糖鎖生物学概論
N結合型糖鎖の生合成
糖鎖のコンホメーション
糖鎖構造の解析方法
O結合型糖鎖
糖脂質と膜タンパク質のグリコシル化
タンパク質の構造と機能にグリコシル化が及ぼす影響
細胞や組織における糖タンパク質輸送
細胞接着とシグナル伝達における糖鎖認識
動物レクチンの糖認識メカニズム
植物、細菌、ウイルスの糖鎖生物学
グリコシル化と病気
糖鎖生物学の未来

著者等紹介

西村紳一郎[ニシムラシンイチロウ]
1959年北海道生まれ。1987年北海道大学大学院理学研究科博士課程修了。その後、成蹊大学工学部助手、Johns Hopkins Universityなどを経て、北海道大学大学院理学研究科教授、糖鎖工学研究センター糖鎖自動合成チーム研究チーム長。理学博士。専門は、生物有機化学、糖鎖化学、生命化学。おもな研究テーマは「糖鎖化学における新しい合成法」、「糖鎖生物学のための有機化学および高分子化学」、「糖鎖医薬と糖鎖高分子材料」など

門出健次[モンデケンジ]
1961年広島県生まれ。1988年北海道大学大学院理学研究科博士課程退学。その後、北海道大学理学部助手、Columbia University、東北大学反応化学研究所助手などを経て、北海道大学大学院理学研究科助教授。理学博士。専門は、生物有機化学、糖鎖化学、キラル化学。おもな研究テーマは「複合糖鎖のキラル分析法の開発」、「糖鎖生物学のための有機化学」、「生物有機資源のライブラリー化および迅速型アッセイ法の開発」「生理活性物質と生体高分子との相互作用解析」など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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