内容説明
目の前のことだけで、勝ち負けを決めつけて、クヨクヨしていませんか?望んでいたことが全部できなくたって、負けの人生、失敗の人生というわけではない。人生はまだまだ先が長い。自分を褒めながら、ゆっくり自分らしく生きていきましょう。精神科医が提案する力を上手に抜くコツ。
目次
1章 仕事の抜け道(努力したくてもできない人がいる;ストレスをマイナスからプラスに変える方法 ほか)
2章 人間関係に疲れを感じたら(自己回復力を信じよう;ストレス回避のコミュニケーション術 ほか)
3章 40歳からの心とからだの変化(自分のからだを大切に;40代ってどんな年なのだろう ほか)
4章 人生の答えは、今すぐ決めなくていい(落ち込んだり、立ち止まったりでいい;さみしいのはあなただけじゃない ほか)
5章 自分で選んでいまがある(精神科医を目指した理由;自分らしい生き方、人それぞれ ほか)
著者等紹介
香山リカ[カヤマリカ]
1960年7月1日北海道札幌市生まれ。東京医科大学卒。精神科医・立教大学現代心理学部映像身体学科教授。学生時代より雑誌など寄稿。現在は、大学の教鞭をとる傍ら、数多くの執筆や講演活動、テレビのコメンテーターとして活躍。現代人の心の病について洞察を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コージー
25
★★★★☆人間嫌いの精神科医、香山さんが、勝ち負けや成功にしがみついて、がんばりすぎてしまう方に向け、「がんばりすぎなくてもいい生き方があるんだよ」という強いメッセージをこめたエッセイ。がんばりすぎてしまう方に、あたらしい気づきをもたらしたり、自尊感情を刺激してくれたりします。【印象的な言葉】①人はそれぞれ。どんな人生にも、世界でひとつだけの意味がある。だから、がんばりすぎなくていい。②本人が十分、満足できるほど努力するためには、本当にさまざまな条件が必要で、その条件が整う確率は意外なほど低い。2019/07/17
南
16
30歳の私と56歳の母が「この本、いいね」と気に入った(笑)。香山先生の人生観だと自然体で進めそう。2018/01/20
雨巫女。@新潮部
13
《私-図書館》【再読】←2022年6月1日。無理なく、そこそこ頑張って生きていきたいもんだ。2019/06/13
すまいる
7
香山先生の本は、精神科医ならではの説明でわかりやすくて良い。2015/06/25
ガラスのバラ
3
タイトルから手にしてみた。香山リカさん初読み。VS勝間みたいな取り上げられ方の印象があったけど、全く違う。まさにタイトル通りで、説教ぽくもなく、なんだかスーっと心にしみた。がんばりすぎている時に読むと、私にはちょうどいい。2019/01/13