内容説明
内戦、貧困、病苦。想像を絶する原始に近い過酷な暮らし。その中で、人々の生命と精神を救うために働く修道女と神父たち。人生の冒険者たちの魂をふるわす実話。曽野綾子とその仲間は36年間にわたって彼らの活動を援助してきた…。
目次
「その人たち」のこと
アフリカ1(祈りが反乱軍の銃口先を変えさせた―シエラレオネ共和国;神さまの仰せのままに、現地の人々と生死を共に―コンゴ民主共和国 ほか)
中南米(美しい思いやりの心、数えきれない感動に出会う国―ボリビア共和国;生きるために身を売る少女を、神さまはきっとお赦しくださる―ペルー共和国 ほか)
アフリカ2(知ること、働くことは不幸ですか―カメルーン共和国;出産も命がけ、生きるのも命がけ―カメルーン共和国 ほか)
アジア(教育が「悪の呪縛」から不可触民を解放した―インド;国も人も、貧しさから抜け出すには教育しかない―ネパール連邦民主共和国 ほか)