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内容説明
ホルモンたずねて三千里!日本列島はもちろんのこと、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、世界各国をまたにかけた、うまくて熱いルポルタージュ。
目次
1 牛の巻―其之壱・郷土料理編
2 牛の巻―其之弐・部位編
3 豚・馬・猪の巻
4 油かすの巻
5 サイボシの巻
6 世界の巻
7 韓国の巻
8 怒りの奉行の巻―「BSE」騒動を斬る!
9 沖縄の巻
10 牛タン(舌)の巻―ザ・キング・オブ・ホルモン
著者等紹介
角岡伸彦[カドオカノブヒコ]
1963年、兵庫県加古川市生まれ。関西学院大学社会学部卒業後、新聞記者、博物館学芸員を経てノンフィクション・ライター。大阪市在住。非営利団体・ホルモン普及委員会委員長をつとめる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ようはん
19
関西の部落で元々食べられていた油かすの存在は知っていたけど東北民だから未だに食べる機会はないなあ…ホルモンも読んでて食べてみたくなる。2022/04/13
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
7
部落ものといえば上原か角岡、と雑な認識しかなかったけど、解同との距離は(当たり前だけど)全然違うのね。というわけで(どういう?)部落解放に連載されていたもののようですが、部落について重く触れた箇所はあんまりなく、純然たるグルメガイドの様相。お腹いっぱい。ホルモンの語源はいくつかあるようだけど、正肉に手が届かなかった人々の物であったことに間違いはないだろう。上原のソウルフードが引き合いに出されてるっぽいとこもあるけど、安くて手に入りやすくておいしいものだった、これからも食べ続けたいね、という明るい本。2020/01/18
ワンタン
2
上原善広の「被差別のグルメ」とあわせて読むと、もっと面白いかな。楽しく読めました。2021/11/02
やんちょこ
0
正統なホルモン本やな。ホルモン好きにはたまらんわな。世界中のホルモン料理と調理法を紹介しとる。ホルモンにあまり関心のない私は途中から斜め読み。2013/08/20
こうたろう
0
いや、勉強になった! ホルモンのことはもちろん、人権問題も。2013/06/12