ハルキ文庫 時代小説文庫<br> あきない世傳金と銀〈4〉貫流篇

個数:

ハルキ文庫 時代小説文庫
あきない世傳金と銀〈4〉貫流篇

  • ウェブストアに127冊在庫がございます。(2024年04月18日 22時51分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 296p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758441100
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

江戸時代中期、長く続いた不況を脱し、景気にも明るい兆しが見え始めた。大坂天満の呉服商、五鈴屋でも、五代目店主の惣次とその女房幸が、力を合わせて順調に商いを広げていた。だが、徐々に幸の商才を疎むようになった惣次は、ある事件をきっかけに著しく誇りを傷つけられ、店主の地位を放り出して姿を消す。二度と戻らない、という惣次の決意を知ったお家さんの富久は、意外な決断を下す。果たしてその決断は五鈴屋を、そして幸を、どのような運命へと誘うのか。大人気シリーズ第四弾!

著者等紹介

〓田郁[タカダカオル]
兵庫県宝塚市生まれ。中央大学法学部卒。1993年、集英社レディスコミック誌『YOU』にて漫画原作者(ペンネーム・川富士立夏)としてデビュー。2008年、小説家としてデビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yunemo

590
経営指南の書として価値観大。第3弾において、ある程度は先の状況が読めたのですが、どういう展開で智蔵と結びつくのか楽しみにでした。世間体を考えてもこの結ばれ方、やっぱりね。とはいうものの、幸の商才の機運がますます高まっていく様、驚きと納得感で。成り立ちを知ることでその品に対する理解はより深まる、故事来歴の追求とはいかないまでも、この考え方は現代経営そのもの。人を育てることで自身も育つ、広告宣伝の具体化、物の売り方の理解と実行等々、現代経営の一端を担った行動に唖然。人形と遣い手の関係、この難しさ智蔵ならでは。2017/09/10

しんごろ

497
全体的には穏やかな今作だったかな。時代というものなのか。ありえないと思いつつ、収まるところに収まったかあ。でも、ようやく五鈴屋も落ちついて順調に、幸が商いの才能を思う存分発揮して、商いができそうだなと思ったら、あれあれ雲行きがあやしい展開だぞ~。ラスト1行のせいで、めちゃめちゃ続きが気になるではないかあ。真澄屋も気になるし、惣次も気になるし、何か次作は風雲急な感じになりそう…。頑張れ、幸!富久に託された想いを発揮してくれ~!2018/08/15

まあこちゃん

458
今作は嬉しい展開が多々あって、安堵しながら読み進めた。幼い頃から激動の人生を歩んでいる幸だが、ようやく心穏やかに、そして遠慮なく商いに精進出来そうだ。人形と、その人形に命を吹き込み熱い血を通わせる人形遣い…幸に思う存分商いの知恵を絞れるようにとの、智蔵の心優しい思いに目頭が熱くなる。読み終えた後に表紙を見返し、幸の傍らに飛んでいる羽黒蜻蛉の意味を思うと、またもや胸に迫るものがある。主人・ご寮さん以下、五鈴屋で働く皆の気持ちがひとつになるのが心地よい。四季の移ろいの描き方の柔らかな美しさも高田作品の魅力だ。2017/08/12

三代目 びあだいまおう

454
貫流編、装画の幸(さち)も徐々に大人の雰囲気を醸し出してます!幸の知恵が縦横無尽に発揮され商いのツボを示唆してくれる!基本の大切さ、商いの根本、商う品の源泉とそれを生み出す作業員達の想いと苦労!現代の商いにも通ずる原点に気付きそこを探る幸。著者が示す商いの根本、最高潮の巻です!五鈴屋もかなりの発展を見せ、じきに完結かと思わせながら?そこは高田先生!期待と予感を残します!好事魔多し、数字に一喜一憂してはいけないなどの教示を示しつつ、女性の感性、意見、購買者としての感覚の重要性を謳う本巻、続きはいかに⁉️🙇2019/04/15

小梅

445
またまた後が気になる所で終わった〜まだまだ色々あるんだろうな。早く次が読みたい!2017/12/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12200673
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。