ハルキ文庫<br> 情熱のナポリタン―BAR追分

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ハルキ文庫
情熱のナポリタン―BAR追分

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  • サイズ 文庫判/ページ数 244p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758440653
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

かつて新宿追分と呼ばれた街の、“ねこみち横丁”という路地の奥に「BAR追分」はある。“ねこみち横丁”振興会の管理人をしながら脚本家を目指す宇藤輝良は、コンクールに応募するためのシナリオを書き上げたものの、悩んでいることがあって…。両親の離婚で離れて暮らす兄弟、一人息子を育てるシングルマザー、劇団仲間に才能の差を感じ始めた男―人生の分岐点に立った人々が集う「BAR追分」。客たちの心も胃袋もぐっと掴んで離さない癒しの酒場に、あなたも立ち寄ってみませんか?大人気シリーズ第三弾。

著者等紹介

伊吹有喜[イブキユキ]
三重県生まれ。中央大学法学部卒。2008年『風待ちのひと』(「夏の終わりのトラヴィアータ」より改題)で第3回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞しデビュー。2014年、『ミッドナイト・バス』で第27回山本周五郎賞候補および第151回直木三十五賞候補に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

564
BAR追分シリーズの第3弾!あいかわらず面白い(^-^)今回はどの章も大好きでした(^^)前シリーズまで主人公の宇藤くんの煮え切らないというか、はっきりしないというか、なよなよしてるというか、読んでて苛立ちを覚えていましたが、今回、ちょっとだけ大人になったというか、成長がみられました(^^)このシリーズは、美味しそうな料理ばかりが出て、食べたくなる作品でもありますが、人の成長、人の暖かさ、人の優しさも感じる作品でもありますね。BAR追分に行く前に、地下の湯に行ってお風呂に入りたいなあ(^-^)2017/02/28

Yunemo

405
ゆっくり、ゆったり感を味わうシリーズと位置付けて。他に何もいうことはありません。メインを殆ど頼りなさげな宇藤氏の成長過程、取り巻く人達の温かさ、これを実現するのがおいしい料理。これだけ多種の料理を提示されると、一品でもいいからホントに味わってみたい。なかなか自身じゃ作れませんので。追分~人生の分岐点を見守る、料理の味と共に。人生の岐路を決める人達と料理のコラボといえますね。何といっても、登場人物達の人としての魅力が溢れて。それでも、それぞれにご苦労、陰が有りそうながら、表に出てこない今のこの姿、Good‼2017/05/22

yoshida

356
BAR追分シリーズ第3作。大きな事件は起きないが、安定した暖かさがある。今回の白眉は「蜜柑の子」だと思う。シングルマザーの真里菜は盲腸で入院する。離婚した夫の叱る口調の強さから無口になった息子の柊。退院までの数日を柊はBAR追分で過ごす。宇藤くんや桃子ちゃんとの触合いが柊の心に灯りをともす。東京を離れ、祖母の住む新潟でお弁当屋を始める真里菜と柊。最後の日の新宿の情景。この街で懸命に働き、沢山の人の優しさと出逢い、離れゆく。宇藤くんと柊の別れ際のメロンパンが芥川龍之介の「蜜柑」と重なり鮮やかな余韻を残す。2017/10/22

おしゃべりメガネ

269
気がつけば第3弾となる本シリーズで、文章の雰囲気が大好きな伊吹さん作品ですが、やっぱりこのシリーズはピカイチです。とにかく食べ物に関する描写がシンプルでわかりやすく、何より本当に美味しそうです。何度も生唾をのみ、涎が出そうになるのを我慢して読み進めました。主人公の見習い?脚本家「宇藤」君がインパクトあるのか、ないのかよくわからない立ち位置ながら物語をスムーズにリードしてくれます。4話からなる連作集なので、テンポもよくスッキリと読めますので、リラックスした読書時間になること間違いなしで、続きが気になります。2017/02/20

fwhd8325

258
やや、まどろこしさを感じながらのシリーズ3作目。 「蜜柑の子」が秀逸です。少しずつですが、前に進んでいる主人公には好感を持ちます。相変わらず料理も魅力あります。今までより、新宿という町がリアルに感じられた3作目でした。2017/06/28

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