サーベル警視庁

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サーベル警視庁

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  • サイズ B6判/ページ数 349p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784758412988
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

明治38年7月。国民が日露戦争の行方を見守るなか、警視庁第一部第一課の電話のベルが鳴った―。殺された帝国大学講師・高島は急進派で日本古来の文化の排斥論者だという。同日、陸軍大佐・本庄も高島と同じく、鋭い刃物で一突きに殺されたとの知らせが…。警視庁第一部第一課は、伯爵の孫で探偵の西小路や、元新選組三番隊組長で警視庁にも在籍していた斎藤一改め藤田五郎とともに捜査を進めていくが―。帝国大学講師・夏日漱石、小泉八雲、ラファエル・フォン・ケーベルなど伝説の講師陣も登場!警察小説の第一人者が、初の明治警察に挑む!

著者等紹介

今野敏[コンノビン]
1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。卒業後、レコード会社勤務を経て、執筆に専念。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

188
今野敏は、新作中心に読んでいる作家です。本作は、明治浪漫政争推理小説といった感じです。明治時代の大立者、文豪等が多数登場して楽しめました。少し大風呂敷を広げ過ぎた感じもしますが・・・長州族は何時も嫌われている感じですが、実際はやはりそうだったのでしょうか?2017/02/13

まこみん

103
明治38年7月日露戦争の頃、警視庁第一部第一課の米沢出身の岡崎巡査が主人公。不忍池での水死体から始まって同じ手口の連続殺人事件へと。この頃の薩長の優位性や、内務省と陸軍省の立ち位置、ドイツ派とフランス派の対立等初めて知る事(忘れ去ってた?)も沢山あった。西欧化を急ぐあまりに日本古来の物事を全て捨て、公用語をドイツ話にという強硬論。黒猫先生(夏目漱石)や小泉八雲やラファエルの話、幕末を生きた新撰組齊藤一の登場も嬉しくなる。恐貫禄の山縣有朋。今野さんの警察小説、明治編も楽しかった。続編も期待出来るかな。2017/05/06

まちゃ

95
明治38年の警視庁を舞台にした警察小説。藤田五郎(元新選組三番隊組長の斎藤一)、夏日漱石、小泉八雲、ラファエル・フォン・ケーベルなど実在の人物も登場し、読み応えがありました。鳥居部長の六方詞(ロッポウコトバ)、刑事たちの出身、藩閥政治への批判など、明治という時代の雰囲気が感じられる作品でした。2017/06/16

やま

67
日本は、明治期いままでの良き日本を捨てて、すべてを先進国の欧米にならおうとした。その中でも、ドイツに追い付け追い越せと焦る、長州閥のドイツ派の内務省や、軍が山縣有朋伯爵の意向を忖度してフランス派の将校を冷遇したことが物語の発端でした。東京帝国大学文科大学の講師で、国民が話す言語を日本語からドイツ語に変えてドイツにならおうとする急進的な高島良造が殺されます。次に陸軍省軍務局軍事課長で長州閥のドイツ派軍人の本庄啓史郎大佐が殺され。高島を守っていた内務省の間諜が殺されます。すべて同じ手口で同じ凶器です。→2022/11/26

ダミアン4号

60
日露戦争戦勝ムードに沸く都下、上野不忍池で死体が発見されたという連絡が警視庁に入る…現場に急行した巡査達が見たのは鋭利な刃物でひと突きされた学者然とした被害者…相当な腕前の持主による犯行という目算はつけたものの犯人に結びつく有力な物証、目撃情報等は得られず…程なく被害者の身元が過激な思想を抱いた大学教授と判明するも被疑者特定の前に第二の殺人事件が…今は現役を引退し女学校の庶務をしている藤田五郎こと元新撰組三番隊組長“斎藤一”が事件解決に一役かう物語。斎藤一…幕末、激動の時代を生き抜き明治の世になってからは2017/08/06

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