PEAK books<br> ワクチン・レース―ウイルス感染症と戦った、科学者、政治家、そして犠牲者たち

個数:
電子版価格
¥2,640
  • 電書あり

PEAK books
ワクチン・レース―ウイルス感染症と戦った、科学者、政治家、そして犠牲者たち

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 541p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784758112130
  • NDC分類 493.82
  • Cコード C0040

内容説明

人類の偉大な挑戦。風疹ワクチン開発を描くノンフィクション。

目次

第1部 細胞(はじまり;発見;ウィスター再生;染色体異常と中絶;死にゆく細胞と定説;スウェーデンからやってきた細胞;ポリオワクチンの“お客様”;人体実験)
第2部 風疹(姿を見せた厄災;小さな命を襲う災い;狂犬病;孤児と市井の人々;馴染みの悪魔;政治と圧力;大脱走;熊の穴;細胞をめぐる闘い;DBSの敗北;躍進)
第3部 WI-38細胞をめぐる攻防(奪われた命とスカイラブ;細胞Inc.;苦難の道;ワクチン開発競争;生物学Inc.;ヘイフリック限界の解明;ブート・キャンプの病原体とバチカンへの嘆願;巣立ちのとき)
エピローグ:その後

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mawaji

6
ワクチン開発の光と影を綿密なリサーチに基づいてまとめ上げられた一冊、とても興味深く読みました。中絶胎児組織を無許可で使用することの当時の認識も今から思えば問題山積ですが科学者としてワクチン開発に真摯に取り組んだヘイフリックらはとても頑張ってくれたと思います。哲学的に考えればワクチンの恩恵を受けているわれわれは皆ひとしくWI-38の胎児との間に物理的なつながりがあるといえよう。新コロワクチンの副反応の報道を見ると「今さら感」が拭えませんが本書を読むとコミナティはとても安全かつ慎重に作られたものと思われます。2021/02/27

キミ兄

3
ワクチン培養のためのクリーンな細胞を手に入れるのがこんなに大変だとは。確かに人間の細胞ならば生まれながらにウィルスに感染していても害がないことは分かっているのでサルとかよりは無害だということは分かる。それにしても生々しい。☆☆☆☆。2021/02/06

vonnel_g

2
ヘイフリック限界で有名なレオナルド・ヘイフリックを中心に語られるポリオ・風疹・狂犬病のワクチン開発の光と闇。すごく面白かった。ヘイフリック限界のアイデアがこういうところから出ていたとは。ワクチンの製造に関してはmRNAという大ブレイクスルーが出てしまったので、ここにあるような方法はいずれ過去のものになるのかなと思った。日本はポリオと狂犬病は清浄国だけれど、今でも風疹は妊婦の渡航に関して注意喚起がされている程度に流行しているという事実を改めて噛み締める。2021/09/24

かさご

1
スウェーデンで中絶した胎児の肺からとった細胞を培養 WI-38。WI-38細胞は20億人以上に免疫をもたらしたワクチンの製造に使われてきた。2021/04/17

Eri

1
最高に面白かった。事実は小説よりも奇なりというが、これがわずかここ60年の出来事で、史実であることが信じられないくらい、ドラマに富んだ物語だった。私達が当たり前に、注射が嫌だと文句を言いながら受けているワクチンが、どれほど多くの試行錯誤と、犠牲になった細胞や被験者と、くだらない政治をくぐり抜けて世に出ているのかを知り気が遠くなりそうな思いがする。子供の頃に風疹にも水疱瘡にも当たり前にかかっていた事を思うと日本がワクチン後進国というのも納得だ。ワクチンの歴史を知るための教科書として一家に一冊置いておきたい。2021/01/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16689347
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。