実験医学増刊<br> RNAの機能解明と医療応用―最新の解析戦略と機能性RNAの知見から、RNA異常と疾患の関わり、RNA医薬・診断への応用まで

実験医学増刊
RNAの機能解明と医療応用―最新の解析戦略と機能性RNAの知見から、RNA異常と疾患の関わり、RNA医薬・診断への応用まで

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  • サイズ B5判/ページ数 219p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784758102919
  • NDC分類 464.27
  • Cコード C3047

目次

概論 RNA新大陸とその臨床的意義
第1章 哺乳類トランスクリプトーム解析とRNA新大陸(マウストランスクリプトーム総論;ENCODEプロジェクトとゲノムネットワークプロジェクトの展望 ほか)
第2章 機能性RNAの生理学(miRNA概論:最近の知見;miRNAとsiRNAの生化学 ほか)
第3章 RNAからみた疾病(スプライシング機構異常と網膜色素変性;筋強直性ジストロフィー発症に関わるRNA結合タンパク質ファミリーの新しい機能 ほか)
第4章 医療応用をめざすRNA研究(miRNA発現プロファイル解析による癌の診断への応用;スプライソスタチン―スプライシング阻害剤の発見とその生理作用 ほか)

著者等紹介

林崎良英[ハヤシザキヨシヒデ]
1982年大阪大学医学部卒業、’86年同大学博士課程修了。医学博士。’95年より理化学研究所ゲノム機能解析研究グループプロジェクトディレクター。組織改変により’98年より現職。カロリンスカ研究所(スウェーデン)、クイーンズランド大学(オーストラリア)客員教授兼任。2006年度より新規プロジェクト「RNA新機能研究」をスタート、RNA大陸に斬りこむ

安田純[ヤスダジュン]
1989年東北大学医学部卒業。卒業後2年間脳神経外科医として研修。その後、国立がんセンター研究所腫瘍遺伝子研究部・関谷剛男部長のもとで、がんの分子生物学を学ぶ。留学先(マサチューセッツ大学医学部Roger J.Davis研究室)での共同研究先でRNAi現象の発見者であるCraig C.Mello教授と出会い、がんにおける機能性RNAの生物学的意義の研究に興味をもった。2006年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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