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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いっちゃんず
24
上質の百合漫画。金田一蓮十郎さんは初読みだけど、作風が谷川史子さんに似ていると感じる。この作品を描いた頃(発行2008年3月)だけなのかな。【めぐみとあおい】イタいけど、ひたすらかわいく美しい。【あゆみとあいか】そうか、この設定があったか。性同一性障害だけど女の子が好きな彼(女)を受け入れるあゆみさんがステキ。【三浦さんと私】どうやったらそんなにツヤツヤサラサラまっすぐになるんだろうって髪の方っていらっしゃいますね。手間と時間とお金がかかるのでしょうけれど、美しいことは良いことです。2015/07/23
パンダプー
14
丁寧な作品だったわ。百合物ジャンルらしいけど、もっと人間の話だった。2016/11/25
ゼロ
14
表紙が綺麗で中を読んで見ると、切ない恋を描いた作品でした。百合じゃなく、恋愛な気がします。報われない恋をシリアスに書いていた。ゆかりとまゆこの話が特に好きで、読み終わったあとに、大きな穴が開いた。なんとも言えない愛の物語です。2011/03/17
葉鳥
12
女性の同性愛をテーマにした短編集。『めぐみとあおい』2人の中ではしっくりした関係だったのに、学校内での世間の目が残酷。同性愛を許容していても、自分は違うのに同じ括りにされたら、それは困惑しちゃうよね…。そもそもいけないことのように扱われるのが問題だろうけど。和解後、おばあちゃんになっても仲の良い友達として関係が続いたのは本当に良かった。『あゆみとあいか』性同一性障害で心は女の子だけど、恋愛対象は同じく女の子。はじめは複雑で混乱した。一旦は別れたけど、それでも好きとあいかを認めるあゆみがかっこいいし素敵。2017/01/04
KrishnaOverDrive
11
ライアーライアーつながりで本書を探しまくって何とか古書で入手、性同一性障害でレズって・・・・さすが金田一設定、ややこしいなーと思いつつ、どれも直接表現がないメンタルな部分を前面に出した女の子同士の友情と恋愛のギリギリのラインで揺れる百合物だったので、初心者の自分としては大変読みやすかったし絵柄のかわいさもあって素直に物語を楽しむことができた。どの話も続きがあったらもう少し読みたいと思った。2014/01/02