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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
英知@マンガ専用
85
話題になっていて、2巻で完結とのことでまとめて購入。なんだか物騒なタイトルですが、読んでみてそういうことかぁ~と納得。こんなに恋人同士が罪悪感まみれで付き合う話ってあんまり読んだことなかったので、自分にとっては新鮮でした。夏美の素の性格好きだなぁ~友達になったら楽しそう♪ドロドロ感があるけど、夏美と冬吾の掛け合いが面白くて所々クスっとなりました。実際、妹の春の方が感情グチャグチャしてそうな気もする。2016/12/29
exsoy
50
罪悪感や背徳感をスリルとして楽しめるようなタイプじゃないから思い詰めてしまうのだろう。正常だと思う。2019/01/05
mt.gucti
43
少し絵と構成に単調さはあれど、ぐいぐい入っていく中身が凄い。読ませてくれる。掲載誌ゆえの方向性かもしれないが 普段読まないジャンルなのでどきどきする どうなる二巻? 2017/05/01
まろんぱぱ♪
42
春はスプリングの事ではないんですね。財閥の跡取りと名家の血筋の姉妹の単純な三角関係ではないストーリー。先に逝った妹の春の婚約者の冬吾と付き合うことになる夏美。夏美は春の面影を追い、冬吾は夏美への感情と夏美への想いをもて余す。お互いがお互いに気持ちをぶつけられないもどかしさの中で揺れる。呪いの意味は?春のSNSを見つける夏美、そこに残された想いが話を繋ぐのか?2017/01/03
流言
39
読み始めて『春の呪い』という言葉の意味に気づいて一気に引き込まれた。普段読み慣れない成人年齢層をメインキャストにした恋愛漫画というジャンルということもあって、楽しんで読めた。ファンタジーめいた二枚目・ハイスペック・名家の血筋の冬吾に対して庶民的な感覚を持つ夏美が対照的であり、彼女の視点に立つことで物語に入り込むことができる。そもそもの柊家の存在が非日常的ではあるが、さらに『妹の死』『妹の恋人と付き合う』という実際に起こりうる範囲の非日常によって上書きすることにより物語にリアリティを演出しているようである。2016/08/21