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八百長・野郎―プロレスの向こう側、マッスル

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  • サイズ B6判/ページ数 293p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757745551
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0075

出版社内容情報



kamipro編集部[カミプロヘンシュウブ]
編集

マッスル 坂井[マッスル サカイ]
監修

内容説明

あのミスター高橋本の衝撃から7年…すべての元プロレスファンに捧げる、“呪いなき”時代のプロレス再入門書がここに登場。

目次

マッスル三者三様(菊池孝、三田佐代子、マスター、マッスル坂井)
マッスル坂井
大槻ケンヂ
菊地成孔
杉作J太郎
森達也
ミスターX
『マッスル11』台本全文(&マッスル坂井×鶴見亜門)
高木三四郎
マッスル狂座談会(ハチミツ二郎、大坪ケムタ、阿修羅チョロ)
ミスター高橋×マッスル坂井

著者等紹介

マッスル坂井[マッスルサカイ]
本名=坂井良宏。1977年11月5日生まれ。新潟県新潟市出身。有限会社DDTテック代表、プロレスラー。早稲田大学第二文学部在学時にDDTに映像スタッフとして参加、のちプロレスラーとしてデビュー。04年10月には『マッスル』を旗揚げ。演劇とプロレスをミックスさせたような新機軸が話題となる。お笑いへの進出、短編映画作品の監督など、その多彩な才能ぶりが各界から注目を浴びる異能のプロレスラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ありす

1
マッスル坂井は、プロレスに関して感じた訳のわからなさをただしゃべるのは気まずい、だから興行の中で商品として見せるのだという。つまり、坂井にとってマッスルとは「プロレス」に対してリング上で行っている批評なのだな。「どんなことをやったって、笑えれば、みんな許してくれるんです。」p422009/03/27

gasparl

0
坂井本人のインタビューや原稿のほか、菊地成孔、大槻ケンヂらの寄稿など、非常にサブカル色の強い観点からマッスル、ひいては格闘技エンタメを切っています。リングと舞台(演劇、お笑い含めた)の親和性の高さというものに改めて感心すると共に、日本だからこそ、またはDDTから発祥できたからこそのこの舞台なのかなと。ディーノやアントンなどの演者のキャラを掘り下げてもよかったのにと思えなくもないですが。2010/04/25

mocoo

0
プロレス初心者が読んでいい本かはわかりませんが、膝打つこと幾度。自分の感性は間違ってないと再確認。2010/04/18

0
おおよそ十年前の本であることを踏まえて、当時の世情も考えると面白い。プロレスに限らず感情(熱意)があまり重視されていない時代だった(ラノベとかではセカイ系とか草食系な主人公が流行っていたりとか)。だからこそ少し斜に構えた路線が日本全体として求められていたのかなと。十年後の今、新日本プロレスは感情を表に出し、サブカル創作では勧善懲悪が盛り返している、一方でDDTが今ひとつ。時代の流行りは常に入れ替わるけど、やっぱり最後には真っ直ぐな物語が人々の心を撃つのでしょう。十年後はそのまた逆かもしれないけどね。2018/06/14

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