内容説明
この地上からは見えない世界、アリピウム。ここにはまだ魔法が存在し、奇妙でふしぎな生き物であふれている。王は催眠術の魔法をかけられ、城は横だおしになってしまった。全世界を結びつける“サブスタンス”にも狂いが生じ、すべてを破壊しようとする邪悪な計画がささやかれているのだが…。十二歳の少年エレック・レックスは、たった一人、人間の世界をはなれて、危険のうずにほおりこまれる。そしてこのふしぎな国でさまざまな困難をのりこえていくうちに、自分にとっての真実を発見する…。
著者等紹介
キングスレイ,カザ[キングスレイ,カザ][Kingsley,Kaza]
アメリカ、オハイオ州クリーブランド出身。2006年、ファイヤー・ライト・プレス社から刊行された『エレック・レックス〈1〉竜の魔眼』が話題を呼び、一躍、ファンタジー界の寵児に。2007年には「フォワード・マガジン」誌からヤングアダルト小説部門で銀メダル、ベンジャミン・フランクリン賞「最優秀処女小説賞」など、三つの賞に輝いた
服部千佳子[ハットリチカコ]
同志社大学文学部卒
富原まさ江[トミハラマサエ]
2000年『目覚めの季節―エイミーとイザベル』で翻訳家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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