内容説明
なぜ、「もう一つの人生」にハマるのか?バーチャル資産王、3D革命、デジタルボディ。話題が駆けめぐり、世界中をとりこにする、奇想天外な仮想世界「セカンドライフ」―バックグラウンドと今をわかりやすく読み解きながら、その実像と可能性に迫る本格ルポルタージュ。
目次
バーチャル・ワールド―『セカンドライフ』への旅立ち
バーチャル・ライフ―現実から逃げだそう!
バーチャル・パーソナリティー―“ワイルド・カニンガム”多重人格アバター
バーチャル・ヒストリー―仮想世界はこうして始まった
バーチャル・ビジネス―設立会社「リンデンラボ」訪問
バーチャル・フレンド―電子世界の孤独“あなたがここにいてほしい”
バーチャル・トラブル―“楽しく稼げる”仮想世界の詐欺師たち
バーチャル・マフィア―命までは奪わない殺し屋
バーチャル・テロリスト―仮想世界のリアルな脅威
バーチャル・ミリオネア―仮想富豪
バーチャル・ウォーズ―架空の国のブートキャンプ
バーチャル・コミュニティー―「仮想」と「現実」文化の衝突
バーチャル・セックス―デジタルボディの天使の街
バーチャル・ファミリー―“家族”をもう一度
バーチャル・マネー―企業進出とブランド戦略の波
バーチャル・アート―“サイバー”デュラン・デュラン、ウィリアム・ギブソン
バーチャル・シティ―韓国・仮想世界の王国へ
リアル・ワールド―『セカンドライフ』という“方舟”
著者等紹介
ゲスト,ティム[ゲスト,ティム][Guest,Tim]
1981年、母親に連れられて、インド人導師バグワン・シュリー・ラジニーシの教えに従った生活を営んでいたサフォーク州のコミュニティに移り住む。ティム・ゲストはヨゲシと改名し、その後の子供時代を、アメリカのオレゴン、インドのプネ、ドイツのケルンにあったコミュニティで過ごした。やがて1985年にバグワンが逮捕されると、ノース・ロンドンで新たな生活を始める。その数奇とも言える幼年時代と教団での生活を綴ったルポルタージュ文学『My Life in Orange』(本邦未訳)が、本国イギリスで高い評価を得た。仮想世界を中心とするメディア評論家、紹介者としても知られている。現在もノース・ロンドンに住む
笹森みわこ[ササモリミワコ]
1963年北海道生まれ。上智大学外国語学部卒。新聞社勤務を経て、現在翻訳家
石川京子[イシカワキョウコ]
1970年神奈川県生まれ。玉川大学文学部外国語学科卒、シドニー大学文学部日本研究科修士課程修了。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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