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出版社内容情報
菊池 たけし[キクチ タケシ]
著・文・その他
田口 順子[タグチ ジュンコ]
イラスト
内容説明
ハイデルランドの夜は暗い。進むべき道は昏き闇に閉ざされ、それはどこまでも続いている―。TRPG『ブレイド・オブ・アルカナ The 3rd Edition』の登場にあわせ、そのリプレイが文庫で登場。一本は『ナイトウィザード』でもおなじみ菊池たけしの「ディングレイの魔核」。もう一本は圧倒的かつ繊細な筆力でお贈りする、稲葉義明の「まことの騎士」。毛色のちがう二本のリプレイ。
著者等紹介
菊池たけし[キクチタケシ]
通称きくたけ。テーブルトークRPG『ナイトウィザード』、『セブン=フォートレス』シリーズのデザイナーにして、ライター
稲葉義明[イナバヨシアキ]
文筆家。『トーキョーN◎VA』『ブレイド・オブ・アルカナ』シリーズのリプレイを著し、ファンの好評を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃか
2
菊池たけしGMの「ディングレイの魔核」。稲葉義明GMの「まことの騎士」。 2本の単発リプレイが収録。「まことの騎士」が、騎士とは何かという問いに真摯に向き合っている良いリプレイでした。滅びを免れない国と最後まで戦うことを決めた姫。彼女の元へ集った、何かを失ったあるいは何かが満たされずにいた騎士たちの話。震えた。短いながらも見事に答えを描いていた感じが素晴らしいと思います。こういうの見ると面白そうなのでやってみたいと思いますが。 2014/07/18
はつかねずみ
2
コント的なリプレイとガチシリアス系のリプレイ。 何故これを組み合わせたし……。 1本目は全体的に笑えたけど、特にオチがもうw 2本目は滅ぶ家の姫と騎士に満たない騎士たちの物語。 騎士とは何か、ということを1シナリオを通してそれぞれの形で見せてくれたと思う。 BoAは世界観やルールの把握を行いきれてないけど、それでも十二分に面白かったな。2014/05/14
tall_hemlock
0
ブレカナ関連はこれしか読んだことないので、両極端なリプレイ過ぎて逆にどんなゲームかよくわからないという(笑)。どちらも好きですけど。2014/09/21
こうづき
0
な、なんでこの2本を一冊にしようと思ったんだ……。1本目はめっちゃ笑えたし、2本目は超カッコ良かったです。大昔に遊んだっきりで、もうすっかりルールもワールドも忘れていたので、ルルブ引っぱり出して世界観ごと復習しながら読みました。2013/08/10
m.murasaki
0
よくも悪くもきくたけ節なティングレイの魔核。天然なのか狙ったのかよくわからないくらい綺麗に誘導と伏線をおこなってますね。そしてシリアスな「まことの騎士」三者三様の騎士が身寄りのない姫が守る落城寸前の城で、見出すものとはといった趣の騎士道もの。まことの騎士とはなんなのか、かっこいいリプレイでした。2011/08/31