内容説明
ファミ通・ｃｏｍ上で異常ヒット数を記録した名物日記がついに書籍化。『ファイナルファンタジー１１』をめぐる涙あり笑いありの２７万字。ネット接続から、冒険の基礎、スラングや礼儀作法までをちりばめて初心者のガイドとしても最適。その後の日記、吟遊詩人篇を新たに書き加えて、ついに登場。
目次
序章 ネットワーク接続篇・第１回～第１０回
第１章 バストゥーク篇・第１１回～第３６回
第２章 ウィンダス篇・第３７回～第６５回
第３章 サンドリア～ジュノ篇・第６６回～第９２回
第４章 ジュノ篇・第９３回～第１２０回
第５章 吟遊詩人篇・第１２１回～第１３７回
著者等紹介
永田泰大［ナガタヤスヒロ］
１９６８年４月２３日生まれ。週刊ファミ通編集委員を経て２００３年２月、フリーライターとして活動
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ああああ
7
著者の永田さんのゲームに対する姿勢と距離感がとてもいい。永田さんは嫌がるかもしれないが、ネットワークゲームの面白さのエッセンスがこの本には詰まっていて、もうプレイしなくてもいいとまで思えてしまう程だ。けっしてゲームが上手とは言えないけど、楽しむことと楽しさを伝えることにとても真摯だと感じた。ああ、ゲームがしたい。2017/01/13
ああああ
5
「あれから、20年である。」物語のエピローグのようだが、電子書籍となった際に著者が記したあとがきである。あれから、20年がたった。ありがとう永田泰大さん。ほかに言葉を思いつかない。2023/04/07
スプリント
5
懐かしさに惹かれて手にとりました。学生だったらハマっていたと思うオンラインゲームでした。本編が始まる前のBBユニットとソフトを手に入れるところも含めて懐かしい。2017/06/26
シャル
5
淡々と、それでいて少し感傷的に語られるFFXIのプレイの記録。購入での悪戦苦闘から始まり、世界各地を少しずつ冒険し、成長を喜ぶその姿は、まさに日常のひとコマである。ほとんど変わらない日々の中でのわずかな変化や、他のプレイヤーとの出会いや出来事の一つ一つは些細なものでしかないが、だからこそ、そこに何かを見出し、静かにそのことを語り、喜ぶさまはまさにある世界の滞在記そのもの。派手さは無く、地に足ついた語り口と内容だが、それゆえに未プレイの自分から見てもそこにある世界がイメージしやすく、実に魅力的に見える。2012/12/30
かい
3
紙の本で読んだけど、電子化を記念して改めて読む。20年後のあとがきが嬉しいサプライズだった。2023/04/29
