著者等紹介
渡辺浩弐[ワタナベコウジ]
1962年福岡市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。作家、ゲームクリエイター。早稲田大学大学院(国際情報通信研究科)講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コリエル
1
ネット社会の走りの頃に書かれた連載ショート・ショート。エシュロンよりも更に高度な情報監視システムのデータを自在に操るハッカー・プラトニックチェーン。あらゆる情報を駆使する彼女のもとにはさまざまな願いを抱く人々がアクセスしてきて・・・という形式で物語が描かれる。多種多様な話と最期に一捻りきいたオチが用意されていて気軽に楽しめる。ファミ通に連載されていた覚えがあるけれどゲームっぽさはほとんどないので誰でも読めます。2014/10/19
天城春香
1
こういうのに対する規制は、今現在、かなり強固だよね。・・・いや、自分から発信してる人もいるか。2012/11/23
K-Wing
0
ほぼゲームキッズみたいなモノだけど、軸にプラトニックチェーンというシステムがある感じ。 全てを監視し、記録し続ける事が出来たならこんな世界がくるのかな。2015/03/23
ブナ太郎
0
一話たった5ページという短さ。その中にちゃんとしたオチがあるのが、何より衝撃的だった。これなら、読書が苦手な人でも苦労せずに自然に引き込まれるのではないだろうか。今までいろんな作家の短編集を読んできたが、森絵都の「ショート・トリップ」を超える軽快さ、ポップさ。「ポップ小説」と呼ばれるのも納得できる。最後の話のオチが秀逸。2013/06/12
1977年から
0
2003年