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内容説明
亡国の王子エシィールは、流れ着いた港町ワムゼーで得難き仲間と出会い、商人として国を動かす力を蓄えようと、剣を封じる。そんな彼の前に、帝王レオの庶子メルセウスが現れる。利害の一致ゆえに手を組んだ彼らは、レオの野望である、海を隔てたナルナネラ群島との戦争を阻止すべく動き出す。だが、己の理想を信じて突き進むエシィールに、半島周辺を騒がす海賊の女頭目が非情なる現実を叩き付ける!彼の“剣を抜かない戦い”の行方は?そして半島の未来は!?待望のシリーズ第二弾。
著者等紹介
葛西伸哉[カサイシンヤ]
青森県生まれ。フィクションの送り手の側に回って早5年。「まだまだ精進途中」とは本人の弁。近著は「ようこそ観光ダンジョンへ」(電撃文庫)など。小説&コミックアンソロジー「人形姫ミレニアム」(蒼馬社)にも『飛べない天使の羽を背に』で参加
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ろびん
1
出てくる人物という人物が感情論で動いているのがなんともまあ……。2016/12/05
愁星
0
祖国を買い取って復興とか…主人公の病気がどんどん悪化してます。2011/01/31
K子
0
★5。経済を武器にして、剣では戦わない王子を主人公にしたシリーズ、第二巻です。 第一巻の時点では、やはり主人公サイドのキャラ顔見せが中心となっていたのですが、この巻あたりからは敵サイドのキャラも深められています。 一巻と較べると、細かいお金の計算シーンはぐっと少なくなります。 すっきりしたとは言えるのですが……王子の戦いが、経済というよりは政治的駆け引きっぽくなってきちゃった感は否めないです。 そうなっちゃうと、優秀な参謀がメインになってしまいます。