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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜間飛行
105
村という閉鎖空間で、祭の晩に一人が死に一人が行方不明になる。それが4年続き、古伝承にも符合する。ミステリ好きには嬉しい設定だ。けれども本作は通常のロジックをどんどん逸脱していく。ここでの謎解きを納得できるものにしているのは、むしろ非論理性…作品のループ構造や登場人物のキャラ設定と布置に関するゲーム思考だ。それは出来事を記号化する働きにおいて、ミステリにおけるロジックと同じ意味を持つともいえる。こうして生まれる遊びの広さ・軽さと、殺意や憎悪の狭さ・重さの織りなす世界が、私たち読者を魅力してやまないのだろう。2020/05/15
長尾鷹弥
10
魅音と詩音にスポットが当てられた作品。どこまでが魅音でどこからが詩音なのか、その見極めができないと綿流し編は罠にかかってしまう気がします。・・・すでに罠にかかってしまってますが自分wそして富竹たちがしのぼうとしている宝物殿。鬼隠しでも実は潜んでいたのでしょうか?多世界解釈が成り立つなら、ここらへん微妙なんですけども。果たして、今回投げかけられる謎はいったいなんなのか。2巻へ。2013/06/12
読み人知らず
8
難易度は低めだとのことですが、解ける気はしない2015/06/03
十六夜(いざよい)
8
園崎魅音と詩音の姉妹に翻弄される圭一の話。他の作品の魅音が勇ましいイメージなので、泣きながらレナに恋愛相談する魅音には違和感ありありでした。事件らしい事件は起こらなかったが、後半はどうなるのやら。2015/01/01
九夢
7
【勝負は最後までわからないんだよ】 まず、絵がうまい。 魅音詩音をグラマラスに描いていてエロうまい。 恋愛も描いていて、いい感じ。 日常パートもかわいくて、作画もうまいのだが、狂気パートもうまい。(2巻から本領発揮) 鬼隠し編からすべてリセットされている状態からスタートする。疑心暗鬼の中、意味深なシーンもありつつも、一旦落ち着く。デラウェアはぶどう。2023/12/25