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出版社内容情報
リゼンブールで邂逅したエドと父・ホーエンハイム。そこで残された父の言葉にひとつの疑問を抱くエド。真実を知ろうとするエドは埋葬した「あれ」を掘り起こす。そして残酷なまでの現実に直面する。真理は残酷だが正しい…だが、それは新たな希望の始まりでもあった…。セントラルへ戻ったエドは、『賢者の石』の情報を得るため、リンたちと共同戦線を張ることに。そしてホムンクルスをおびき出すべく傷の男・スカーと再び対峙するのだった!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エンブレムT
98
“それは本当にトリシャだったのか?”父・ホーエンハイムのその言葉からエドがとった行動、導き出したこたえは残酷で、でもその残酷さから逃げ出さず向き合えたからこそ、その先に光を見出すことができたんだね。彼らは、それだけの強さを身に付けてきたんだね。そして、師匠であるイズミもまた・・・。そうくるか!そうきたか!!と、本を持つ手に思わず力が入りました。息をのむ展開って、こういうのを言うんだろうな・・・と、しみじみ思う巻でした。それぞれのできる最善を尽くそうとしている彼らの努力が、どうか報われますように・・・。2014/09/20
いおむ
81
再読ー!父の言葉から過去に向き合いトラウマと戦いながら掘り返した事実。思い込みによる罪の呵責から救われ、光明が見え始めた!ストーリー展開が巧すぎる!2017/03/23
あん
62
死んだ者は錬成できないことを突き止めたお陰で、アルの肉体がまだ存在する確証を得たエドたち。真理の扉の中からアルの身体を取り戻すために、ひたすら前を向き続ける2人を、応援せずにはいられませんね。2014/08/15
抹茶モナカ
54
父親ホーエンハイムとの再会。母親の錬成に失敗した時に残った死骸は、本当に母親の物だったか、という言葉を残し、ホーエンハイムは去る。そこで判明した事実が、アルフォンスの身体を取り戻す希望に繋がる。その頃、再び、傷の男が動き出していた。2015/11/10
かわうそまん
53
いくつかの伏線が回収され、新たにいくつかの伏線が張られた感じですね。エドとアルは母さんを2度殺していなかった!!師匠は子どもを2度殺していなかった!!真理は残酷だが正しい。そしてアルは元に戻れる!!!アルの「もう・・・・・一人の夜はいやだよ・・・!!元に戻りたい理由はただそれだけだ・・・」っていう言葉が胸にグッときました。あと「置いて行くから追いついて来い 私は先に行く 上でまっているぞ」っていう大佐の言葉が超カッコいい。僕も死ぬまでに一度でいいからこんなセリフ吐きたいけど・・・まぁないでしょうね(笑)2015/01/29